髪質によって仕上がりや効果の違いってでますか?
髪質は十人十色で、人それぞれまったく違います。
ディアーズでは、髪質と髪のダメージ状態をわけて考え施術内容を決めていきます。
髪質と髪のダメージによる悩みの違い
一緒にして考えてしまいがちですが、髪質とダメージは全く違います。
- 髪質の悩みなのか?
- ダメージからくる悩みなのか?
ここがずれてしまうと、トリートメントの仕上がり効果が、期待しているイメージとずれてしまいます。
髪質の症状
髪質はその人本来の質感や形状です。
太い髪、細い髪、クセ毛、軟毛、硬毛、波状毛、ハリコシ、髪質による広がり(ふくらみ)、潰れる(ぺちゃんこ)、手触り(キューティクルの乱れ)、等々。
このような症状やお悩みは、ダメージではなく髪質が原因です。
※もちろんダメージも影響するものもあります。
元々の状態を髪質として捉えると分かりやすいです。
髪のダメージ
ダメージは、髪に負担をかけることによって出てくる症状。
切れ毛、枝毛、パサパサ、乾燥、ダメージによる広がり(ふくらみ)、手触り(キューティクルの剥がれ)、
このような症状やお悩みは、髪質ではなくダメージが原因です。
髪の表面にあるキューティクルが壊れることから始まる悩みが殆どです。
トリートメントの効果・髪質によって仕上がりに違いはあるのか?
トリートメントは、髪に必要な水分と油分と栄養分を補充するような仕組みです。
が、そのほとんどが髪に被膜をつくって守るタイプです。
髪を修復するというより、”これ以上ダメージが進まない様に守る”という認識のがイメージしやすいでしょう。
髪の毛は一度傷んでしまうと傷口がふさがったりすることはありません。
どんな優れたトリートメントをしても再生するわけではないので、時間と共にトリートメントの効果はなくなってしまいます。
髪質によって感じ方の違いはあるが効果は一緒
髪質によって感じ方の違いはあります。
私たち技術者側でも、お客様によっての違いに驚かされるばかり。
ごわつき感が落ち着く人もいれば、そうでない人も。
手触りが一気によくなれば、あまり変わらなかった人も。
感じ方の違いはそれぞれあります。
ただ、髪に被膜を作ることによってダメージ進行を防止する効果は一緒です。
髪を傷めないようにする目的でトリートメントを施術すると。求める仕上がりと効果がずれなくていいでしょう。
トリートメントだけが髪を美しくする手法ではない
このような話をすると、「トリートメントでは髪はキレイにならないの?」と誤解をされる方がいらっしゃいますがそうではありません。
トリートメントは髪を美しくする手法の一つでしかありません。
お客様の髪の症状やお悩みによっては、トリートメントが適切な選択かもしれません。
そうじゃないときもあります。
髪の質が整わなくて、美しい仕上がりにならなければ質感を変えてあげるメニューが必要です。
髪のダメージが蓄積されて、美しい仕上がりにならなければダメージを解消してあげるメニューが必要です。
- 髪質を改善するのか?
- 髪のダメージを解消するのか?
この二つの視点からお悩みを解消していくのが大切です。
両方とも時間はかかりますが、適切なメニュー選択と施術で、髪は必ず美しく仕上がるようになります。
こちらのお客様は、髪質も髪のダメージも乱れた状態でディアーズにお越しいただきました。
それから、髪の管理はディアーズだけにお任せいただき、ここまで美しい状態に。
今も通って頂いて、さらに美しくお手入れがしやすい状態に整えていっています。
トリートメントだけを施術しているのではなく、
- カラー系メニュー
- ストレート系メニュー
- トリートメント系メニュー
を適切なタイミングで施術しています。
髪質を改善していくメニューと、髪のダメージを起こさない様にしていくメニューを組み合わせています。
時間は頂きますが、確実に体感できるレベルで美しい髪を手に入れていっていただいています。