当店(ディアーズ )に来店されるお客様の中には、他店の美容室や自分で縮毛矯正をやって失敗し、相談にこられる方がたくさんいらっしゃいます。

そうした方々には髪質改善しながらストレートができる「ストレートエステという当店独自のメニューをご案内し、まるでストレートをかけたとは思えないほど自然で滑らかな艶髪に導き、お悩みを解決しています。

一方で、当店のような美容室に出会えず、誰にも相談することなく一人で悩みを抱えてしまっている方もいらっしゃるかと思います。

縮毛矯正の失敗の多くは美容師の未熟な技術が原因です。
しかし、施術を受ける側(お客様)の立場であっても、あらかじめ正しい知識を持っているだけで、大部分のトラブルは予防できます。

そこで、これからはじめて縮毛矯正をしようと考えている方のために、失敗しないための基礎知識をまとめました。

広範囲の情報をまとめたため、全て読むのにお時間がかかります。お急ぎの方は下の目次より知りたい箇所をご選択ください。スムーズに該当箇所をお読みいただけます。

目次

縮毛矯正とは

縮毛矯正とは薬剤と熱(アイロン)で髪をストレートに矯正する技術のことです。

その原理は諸説ありますが、毛髪内部のオリジナルの栄養分(タンパク質)を薬剤で柔らかくして、この柔らかくしたタンパク質を熱で固めてストレートする、と一般には考えられています。

縮毛矯正とストレートパーマ

縮毛矯正によく似た施術としてストレートパーマが挙げられます。
縮毛矯正は、強いクセをしっかり伸ばしたいときにおこなわれます。

薬剤処理を終えた後、ストレートアイロンやドライヤー、ツインブラシ等を使用して髪に熱処理をしていく事により、強いクセでもキレイなストレートヘアーにすることが可能になる施術です。

基本的に、どんなに強力なウネリでもストレートにできない事はありません。
縮毛矯正が上手な美容室では、薬剤の強さと種類の選択、クセを伸ばす道具の選択、などを工夫してお客様毎の髪質に対応しています。

一方で、ストレートパーマは、一度かけたウェーブ系のパーマを取ったり、ボリュームを抑えたり、微弱なクセを伸ばしたいときにおこなわれます。

縮毛矯正と違い、薬剤処理の後にストレートアイロンやドライヤーなどで熱処理をしません。

薬剤の力のみで髪に働きかけるので髪への負担が少ないですが、”強いクセ(うねり)”は伸ばすことができません。

両者の違い

ストレートパーマと縮毛矯正とでは、施術目的とその工程が異なります。

施術目的の面では、下記のように使い分けている美容室が多いです。

  • 縮毛矯正 = クセをしっかりと伸ばしたいとき
  • ストレートパーマ = パーマ戻しやボリュームダウンをしたいとき

縮毛矯正は効きが強いため、主にクセを伸ばすためにおこなわれます。対して、比較的効果がゆるやかなストレートパーマは、他の施術と組み合わせておこなわれるのが一般的です。

また施術工程の面でも、熱処理をおこなうかどうかという点で異なります。
縮毛矯正では、薬剤処理が終わった後に熱処理をおこなうのに対し、ストレートパーマでは熱処理はありません。

髪の状態と目的に応じた両者は使い分けられています。

縮毛矯正のメリット・デメリット

縮毛矯正には、良い面がある一方で悪い面もあります。

メリット

縮毛矯正のメリットとして下記が挙げられます。

  1. どんなウネリやクセでもストレートにする事ができる
  2. 髪の広がりやボリュームをダウンさせる事ができる
  3. 髪の縮れや捻じれを改善し髪質が整い手触りが良くなる
  4. 髪質が整う事により髪質的な美しさが際立つ
  5. クセやちぢれ、広がりなどを改善した箇所は半永久的に持続する
    (※ただし、新しく髪が伸びてきたところは再度施術が必要)

様々なメリットがありますが、上記の5つが縮毛矯正のメリットです。

※メリット通りに変化したお客様の仕上がり
※当店(ディアーズ )で施術をして8ヶ月後のお客様のビフォーアフター
※途中で店舗移転があったため、店舗背景が変化しておりますが同一のお客様です

基本的にどんなに強いウネリやクセ(癖)でも縮毛矯正でしたらストレートヘアーにできます。
髪の広がりやボリュームなどもウネリやクセから来ているのでボリュームもダウンします。
髪がちぢれていたり捻じれている場合でも、熱処理で改善するため髪質もキレイになります。
そして、一度施術した部分は、髪に大きな負担をかけないかぎり効果が半永久的に持続します。

デメリット

縮毛矯正のデメリットには、下記が考えられます。

  1. 薬剤選定を間違えると髪に深刻なダメージが起きる
  2. 一度かけるとウェーブ系メニューに変更するのが難しい
  3. 柔らかなショートスタイルが作りにくくなる
  4. ボリュームがほしいところに作用させると髪が減ったように感じる

縮毛矯正は美容室の技術の中で一番 髪に負担をかけやすいメニューです。
そのため、薬剤選定や施術の仕方を間違えると髪に深刻なダメージが起こります。

当店(ディアーズ)に初めてお越しくださるお客様には、他店の美容室で縮毛矯正を失敗された方も多く、不十分な知識と技術で施術されているケースは珍しくありません。

また、スタイルチェンジが難しくなるのもデメリットの一つでしょう。
縮毛矯正を施した部位(髪)は、ウェーブ系のパーマに変更することは容易ではありません。

それだけではなく、質感が多少なりとも固くなりやすく、髪が短いショートやボブには適さないことが多いです。

そして、クセやねじれを取る事でボリュームをダウンさせるので、逆にボリュームがほしいところに強くかけてしまうと、見方によってはつぶれたように感じるケースもあるでしょう。

縮毛矯正の上手な美容室は、これらメリットやデメリットを熟知し、適切に診断し施術するため、これらデメリットで悩むことはほとんどありません。

一方で、中には知識と技術が不十分な美容室もあり、そうしたところで縮毛矯正をするとデメリットが際立ち不本意な結果になることがあります。

縮毛矯正をかけられる部分

縮毛矯正がよくかけられる部位として前髪(フロント)が挙げられます。
前髪のウネリやクセは、顔周りでよく目につくところであり、みなさん気にされています。

そのため、全体に縮毛矯正を施術していなくても前髪のポイントとして縮毛矯正を施すお客様は多く、「ポイントストレート」や「フロント(前髪)ストレート」などの名称で親しまれ、美容室の人気メニューの一つとなっています。

一方で、希望すればどのような部位にも縮毛矯正がかけられるわけではなく、どんなに強く希望されてもできないことあります。

それは、「すでに髪にダメージがあり、施術の負荷に髪が耐えられない」部位です。

断毛が起きている
チリチリ状態になっている(ビビり毛と言われる状態)

このような状態の髪に縮毛矯正を施すと、さらに状態が悪化する可能性がある為、かけられません。

縮毛矯正に向く人、向かない人

縮毛矯正は、

  • クセからくるウネリや広がりを改善したい人
  • 縮れやザラザラする髪質を改善して質感を改善したい人
  • 艶やかで美しいロングスタイルを作っていきたい人
  • トリートメントを繰り返していても髪が美しくならない人
  • 髪にダメージが蓄積されていない人

におすすめの施術です。これらに当てはまる方は、適切な施術によって今のお悩みは解決するでしょう。

しかし、下記に該当する方の場合、しない方が良い、もしくは縮毛矯正では悩みが解決しないことが多いです。

  • クセやうねりもなく髪質がキレイな人は必要ありません
  • 髪にダメージが蓄積されていて薬剤や熱処理に髪が耐えられない状態
  • 近いうちに毛先にウェーブ系のパーマを施術したいケース
    ※ウェーブをかけない根本だけ施術することは多くあります

この施術にはメリット・デメリットがあるため、その特徴を踏まえた上で本当に縮毛矯正が必要なのか、判断していただけるとよいでしょう。

縮毛矯正によって実現できる髪型(ヘアスタイル)

一般にストレートヘアしかできないと思われがちな縮毛矯正ですが、ダメージレスな特別なお薬と熟練した施術技術により、様々なアレンジを加えることができます。

実際にどんな髪を手に入れられるのか、イメージしやすいよう当店(ディアーズ)の事例を一部紹介しつつお伝えいたいと思います。

 ヘアカラーやパーマを組み合わせることでできる髪型

一番代表的なのは縮毛矯正とデジタルパーマの組み合わせです。

根本からアゴラインにかけて縮毛矯正でウネリをストレートにし髪質の状態を整え、あごからしたにパーマでカールを作り、コテで巻いたような動きをだします。

このようなスタイルは大変人気で、縮毛矯正を必要とされているお客様の憧れのヘアースタイルの一つとなっています。

美容室によってはストデジ(ストレート&デジタルパーマの組み合わせ)と名称したりされています。

長さ別のアレンジパターン

ベリーショートからロングまで、髪の長さに応じてできるアレンジもあります。

ベリーショートの縮毛矯正アレンジ

ショートのアレンジはワックスでのセットがメインになります。

縮毛矯正で自然なストレートにしたり、すこしクセを残すイメージでストレートにすることで、
ワックスを使用した時に、毛流れを作ったり、毛先を遊ばせることが可能です。

また、クセによっては顔周りなどに部分ストレートをして、
他の部分はクセを活かすことで、パーマスタイルのようなヘアデザインもできます。

ショートの縮毛矯正アレンジ

ショートのアレンジはボブスタイルとレイヤースタイルによって変わっていきます。

ボブスタイルの場合、自然なストレートにすることで丸みのあるボブスタイルにできますので、
毛先にワンカールつけることでフンワリしたボブスタイルを作ることができます。

レイヤースタイルの場合、縮毛矯正で自然なストレートにすることで毛流れや毛先を遊ばせることができますので、
無造作なヘアスタイルを作れます。

ミディアムの縮毛矯正アレンジ

ミディアムヘアになってくると、ヘアアレンジの幅は一気に広がります。

縮毛矯正で自然なストレートにすることで、中間から毛先に大きめのカールをつけたユルフワスタイルや、
毛先にワンカールつけてナチュラルストレートスタイルにすることもできます。

また、それらのカールをデジタルパーマエステで縮毛矯正した髪にかけることも可能です。

パーティーアップのバリエーションも増えます。
コテで華やかなフワフワスタイルにすることもできますし、
ハーフアップやアップでドレッシーなスタイルにすることもできます。

編み込みなどをしたアップスタイルも自然に仕上げることができます。

ロングの縮毛矯正アレンジ

ロングもミディアム同様、色々なヘアアレンジが可能です。

縮毛矯正で自然なストレートにすることで、中間から毛先に大きめのカールをつけたユルフワスタイルや、
毛先にワンカールつけてナチュラルストレートスタイルにすることもできます。

また、そうしたカールをデジタルパーマエステで縮毛矯正した髪にかけることもできます。

パーティーアップのバリエーションも増えます。
コテで華やかなフワフワスタイルにすることもできますし、
ハーフアップやアップでドレッシーなスタイルにすることもできるでしょう。

当店はもちろんのこと、縮毛矯正を得意としている美容室であれば、あなたのイメージに合わせてストレートヘアをデザインし、毎日色々なヘアセットを楽んでいただけます。

縮毛矯正の効果持続期間、施術頻度の目安

髪質にあった薬剤の選定と施術が適切におこなうことができれば、一度縮毛矯正をかけた部位は半永久的に効果が持続します。

しかし、新しく生えてきた髪に関しては再度、縮毛矯正を施す必要があります。

お客様のクセの強さによって施術頻度はそれぞれことなりますが、4ヶ月~6ヶ月に1回の施術をされるお客様が多いです。

縮毛矯正のやり方

縮毛矯正のやり方は、大きく分けて「自宅でやる方法(セルフ縮毛矯正)」と「美容室でやる方法」の2通りがあります。

自宅(セルフ)で縮毛矯正する方法

自宅でセルフでおこなう縮毛矯正も美容室との手順と大きくは変わりありません。

  1. 髪をシャンプーで洗い汚れを落とす
  2. クセを伸ばしたいところに1剤を塗布
  3. 髪に作用させる為に必要な時間を放置1剤をしっかりと流しドライヤーで乾かす
  4. ストレートアイロンを当ててクセを伸ばす
  5. 2剤をつけ必要な時間を放置
  6. 2剤をしっかりと流しトリートメント等でケア

手順を書くと簡単そうに感じますが、縮毛矯正は美容室でも難しい技術の一つです。

美容室でしたら、髪にあった薬剤を選んだり、毛髪状態に合わせた前処理(薬剤塗布前の栄養補給や保護)をした上で、適切な1剤放置時間を見定める事ができます。

”髪に薬剤を付けて反応や変化を見る”という経験がない人ではそれができません。
そして縮毛矯正の場合、ヘアカラーとは違い染まる染まらないだけではなく、髪に大きなダメージを残し、断毛が起きたりチリチリとした症状になってしまう可能性もあります。

美容室での施術をお勧めいたします。

自宅でする場合の値段相場

セルフの場合は技術料金がかからないため、薬剤費用のみになります。
アマゾンや楽天といったネット通販でも薬剤は販売されています。
家庭用に作られている物でしたら、800円~1500円で手に入るものもあります。

美容の薬剤メーカーが下ろしているものも今ではネットで手に入れられますので、そちらでも2000円~4000円で購入が可能です。(業務用なので量が多いです)

自宅でする場合の施術時間目安

髪の長さ、前髪だけ等の部分ストレートなど、施術の範囲にもよりますが、慣れていなければ1時間30分~2時間かかる方もいるでしょう。

初めてでしたらそれ以上かかる事も考えられます。

自宅でおこなうときは、リスクも承知の上で、ゆっくりと時間が取れるときにおこないましょう。

美容室で縮毛矯正する方法

続いて美容室での縮毛矯正方法を、当店(ディアーズ)のやり方を例にご紹介したいと思います。

ディアーズでは下記の手順でおこなっております。

  1. ご予約からご来店
  2. カウンセリングで髪の状態を目で見て診断
  3. 日頃から髪に感じている事等をお話しから診断
  4. 髪と頭皮のデトックスをしてシャンプーで素髪の状態へ
  5. 髪の状態に合わせた前処理剤で保湿成分などを補給
  6. ご希望と髪のクセの強さに合った1剤を調合して塗布
  7. 適切な時間を放置し薬剤を作用させる
  8. 作用後は速やかに1剤を流してドライヤーで乾かす
  9. アイロンを1パネル1センチ幅以下ずつとりストレートにしていく
  10. 2剤を塗布し適切な時間を放置し1剤の作用を止める
  11. 適切な時間を放置したら2剤を流してアフター処理
  12. 今後のお手入れの方法などをプリントアウトしてお渡しして解説

ポイントは、ご来店頂きましたお客様のお話をしっかりとお伺いし、髪の状態も目で見て診断し、適切な薬剤選びで必要以上の負担を髪に与えないことです。

そうすることで、変に硬くなりすぎず自然でナチュラルなストレートヘアーに仕上がります。

ディアーズ の縮毛矯正(ストレートエステ)の詳細はこちらでご覧いただけます。

美容室の値段相場

価格帯は美容室の考え方やエリアによって様々です。

安いところは10,000円以下
中間で18,000円~26,000円
高いところで30,000円~

平均して、18000円~26000円くらいの料金設定が多い印象です。

美容室の施術時間目安

髪の状態と長さにより前後するものの、平均して3時間~4時間が目安時間になります。

縮毛矯正あとの髪のお手入れ(ケア)方法

縮毛矯正はその後のケアがとても大切です。
適切なケアにより、髪質が向上し、より美しくなります。

髪の洗い方

まず髪の洗い方です。
シャンプー前にしっかりとぬるま湯で3分程かけて地肌に指を通しながらしっかりと洗い流します(お湯の温度は38度前後が適正です。熱すぎるお湯で洗うと必要な皮脂まで落としてしまいます)
これだけで髪の汚れの8割は落ちます。

シャンプーは直接頭皮につけると刺激になってしまう為、つける前に手で軽く泡立ててからつけるようにします。
洗う時は強い力で洗うと成長途中の細い髪の毛が毛穴から抜けてしまったり、頭皮が傷つく原因になってしまいます。
ガシガシと洗うのではなくマッサージをするように優しく洗ってあげましょう。

そして1番大切なのがシャンプーのお流しです。
シャンプーの流し残しが原因でフケやかゆみの原因になっているケースが非常に多いです。
こちらのお流しも3分程かけてしっかりやりましょう。

下の動画では、シャンプー時のポイントを解説しています。ぜひ一度ご覧ください。

最後にトリートメントです。
トリートメントは髪に栄養を与えるためのものなので、根本を5センチほど外し中間から毛先に付けてあらめのクシでなじませます。

この時7分〜10分程時間をおいて浸透させます。
その間に体を洗ったり、湯船に入って頂くといいと思います。

トリートメントのお流しは今までのお流しと違い、滑らかさが残る程度で留めてあげましょう。
毛先がキシキシしていたら流しすぎのサインです。

トリートメントのポイントを動画で解説しています。ぜひ一度ご覧ください。

次に乾かし方のご説明をさせて頂きます。

まず髪の根本を中心に乾かします。

理由としては根本に比べて毛先は軽くなっていて、均等に乾かしても毛先の方が先に乾いてしまい、いわゆるオーバードライの状態になりパサつきや乾燥の原因になってしまいます

根本がしっかりと乾いたら1度毛流れを整える為にクシで全体を毛先までとかしてあげましょう。

その後、毛先を乾かしますが風を根本から毛先に向けて当てるようにしてください。
キューティクルが整い、ツヤが出ます。

この時に手櫛を毛先まで通しながら乾かすとまとまりの良いツヤ髪に仕上がります。

こちらの動画を見ていただけると、イメージがわきやすいかと思います。

流さないトリートメントの活用法

洗い流さないトリートメントを使うと、より美しく仕上がります。

このタイプのトリートメントにはいくつか種類があるため、ご自身の髪にあったものを選ぶと良いでしょう。

ミストタイプ

ミストタイプは浸透力が高く、補修効果も期待できます。
ただ、質感が軽いものが多い為ダメージが気になる方や髪の広がりが気になる方は他のトリートメントと併用して使うと良いでしょう。

クリームタイプ

クリームタイプは高い保湿効果と油分も補うことができるため、パサパサの上でも毛先までしっとりとした髪に仕上げてくれます。

補修効果も期待できる為、栄養補給の役割として使用するのがおススメです。

ジェルタイプ

ジェルタイプのトリートメントにはコーティング作用があるものが多く髪の毛のキューティクルの役割になるのでシャンプーをした後に髪の毛が絡まってしまうといったダメージが多い方に特にオススメです

オイルタイプ

オイルタイプの特徴としては、髪を保護する目的のものが多くドライヤーやアイロンの熱から髪を守ってくれます。
中間から毛先につけることで、ツヤとまとまりが出る為、乾かした後につける事が多いトリートメントです。

ストレートヘアに適したワックスの使い方

基本的にワックスは質感を調整するものです。

ソフトワックスなどで毛束感を作るという使い方はオススメで、トリートメントではまとまり感が物足りない方が質感調整の為に使うよいでしょう。

ハードワックスは避けましょう。このタイプはショートヘアやパーマスタイルの動きをキープするためのものです。ストレートヘアに使用すると髪の柔らかさやサラサラ感を阻害してしまいます。

その他注意点

注意点1

髪の大敵は水分です。
髪は水分を吸収するとキューティクルが開きその隙間から栄養素が流出してしまいます。
雨の日や汗をかくような日は、水分を弾くオイルトリートメントで保護するとよいです。

注意点2

髪は濡れている時、乾いている時に比べて耐久力が半分以下になってしまいます。
お風呂やプールに入った後は少しでも早く髪を乾かしてあげましょう。
特に就寝時は髪に水分が残らないようにすることが大切です。
髪は乾いた時に形がつく為、完全に乾かしお布団に入ることで、寝癖がつきづらくなり朝のお手入れが楽になります。

縮毛矯正後のリタッチのポイント

定期的に縮毛矯正をかける場合でも毎回毛先までお薬をつけるわけにはいきません。
縮毛矯正をかけるたびに毛先までしてしまうとダメージがそのたびに蓄積され質感が悪くなります。

髪の毛の美しさを維持するためにはリタッチの縮毛矯正が有効です。

ただし、リタッチの縮毛矯正をする場合条件が1つあります。
それは「前回縮毛矯正をかけた部分のクセが残っていない」ことです。

前回かけた部分にクセが残っている場合、今回リタッチ縮毛矯正で根本をきれいにしたとしても、前回かけた部分と今回かけたリタッチ部分の境目が目立ち、仕上がりが不自然になります。

もし毛先にクセが残っている場合は、弱めの薬で残っているクセを取り、根元から毛先までクセがない均一な状態に整えてあげましょう。

注)リタッチの縮毛矯正をする場合は必ず同じ美容室でかけるようにしましょう。
初めて担当する場合は髪質や履歴を参考に予測を立てて施術をしますが、2回目以降は前回までのお薬や工程を踏まえて施術できるため成功率が格段に上がります。

縮毛矯正の失敗・トラブル例とその原因、対処法

縮毛矯正は髪の状態を正しく見極め適切におこなわないと、失敗・トラブルの原因となります。
ここではよくある失敗例とその原因、対処方法についてまとめました。

不自然になってしまう原因と対処法

不自然な仕上がりにはいくつかのパターンがあります。
パターン別で詳しく解説いたします。

頭頂部がぺったんこになってしまう

縮毛矯正をした事で頭頂部のボリュームがなくなり、寂しい印象になってしまったという事例があります。
主に薄毛細毛の方に多いのですが、この原因はお客様の髪質を考えずにただクセを伸ばす事を目的とした縮毛矯正をかけてしまった事であると考えます。

対処法としては

  • ボリュームを落としたくない部分の根元数センチを外して縮毛矯正をする
  • ボリュームを落としすぎないナチュラルな縮毛矯正をおこなう

の2つの方法があり、お客様のクセや髪質を見てどちらの方法をとるか判断します。

前髪がパッツン、前髪が浮いてしまう

こちらの事例の原因は全体の長い毛髪部分と前髪の短い毛髪部分を同じように扱ってしまう事にあります。
長い部分と同じように短い前髪をアイロンワークしてしまうと直線的になりすぎてしまい、ツンツンとした仕上がりになってしまいます。
加えてパッツンとした前髪は根元が浮きやすく、望んでいるような自然な仕上がりにはなりません。
短い前髪は仕上がりを想像しながらおこなう丸みをもたせたアイロンワークが必要になります。

髪の根元折れ、前髪が割れてしまう

縮毛矯正をした後に根元がカクっと折れてしまう事があります。
この原因は縮毛矯正のお薬を根元ギリギリからつけすぎてしまうことにあります。

通常縮毛矯正は根元1センチ以上開けてお薬を塗布する必要があり、もしそれ以上近く塗布してしまった状態で毛穴の向きを考えずに施術をしてしまうと時間が経ち、根元が伸びてきた時に根元がカクっと折れてしまいます。

髪が折れた状態で負荷がかかってしまうと最悪の場合断毛してしまう恐れすらあります。

前髪が割れてしまう原因も同様です。
根本近くから薬をつけすぎてしまい、毛穴の方向性を誤って施術してしまう事で前髪割れの原因になってしまいます。

縮毛矯正は、クセを伸ばし真っ直ぐにするだけの技術ではありません。

毛穴の方向性まで見極める事で伸びてきても自然な仕上がりになります。

仕上がりが真っ直ぐすぎる

いかにも「縮毛矯正をかけました!」といった真っ直ぐすぎる仕上がりは敬遠されがちです。

このような仕上がりを避けるためには、薬の強さの調節、アイロン温度を高く設定しすぎないことが大切です。

髪の毛は主成分であるタンパク質は、高すぎる温度や強すぎる薬剤反応により硬化し、真っ直ぐな硬い質感の原因となります。

お客様のクセがどの程度のお薬の強さとアイロンの温度で伸びるのかを見極め、最小限の力で施術することで、髪の柔らかさを保った自然な仕上がりになります。

ビビりげになってしまう原因と対処法

ビビリ毛になってしまう原因はダメージの積み重ねによって髪の体力がなくなってしまう事です。

髪は死活細胞というもので一度傷んでしまうと二度と治る事はありません。

髪を傷ませない為のケアを怠り、カラーやパーマ、間違った髪のお手入れで日常的に髪に負担が蓄積された結果、10あった体力が8から7、7から6と徐々に減っていき遂には0になった時にチリチリとした質感のいわゆる「ビビリ毛」になってしまいます

対処法

ビビリ毛にならないための対処法は痛ませないためのケアが最も大切です。
Dearsでは薬剤を使う施術の際、通常の美容室よりも30分から1時間ほど多くお時間を頂き、ダメージを極限まで減らすため様々な処理をおこないます。
その上で、ご自宅での髪のお手入れ方法をアドバイスさせて頂く事で髪を美しく保つ事ができます。

もう一つ大切な事は髪の状態を無視した施術をおこなわない事です。

ブリーチやデジタルパーマなどはやり方によってはかなりの負担になってしまいます。
髪の体力を見極め、どの程度の負担がかかるのか?負担がかかるとしてどのようなケアをおこなうのか?をしっかり考えた上で施術をおこなうことでビビリ毛を回避する事ができると考えます。

縮毛矯正がすぐにとれてしまう原因と対処法

縮毛矯正がすぐに取れてしまう原因は、かけた縮毛矯正が弱すぎることです。

髪の毛の負担を心配するあまり薬を弱く設定したり、アイロンの時間をいつもより短くしたりすると、クセが伸び切らず、時間が経過するにつれて縮毛矯正が取れていきます。

クセが伸びていないと最悪の場合やり直しになってしまい、髪に余計な負担がかかります。

縮毛矯正をかける上で中途半端な判断はNGです。
ダメージレスだけを意識せずに、クセを伸ばす為の強い薬剤選定、アイロンワークも時には必要です。

縮毛矯正のやめかた

最後に、「縮毛矯正をやめたい」と思った時に、元の髪に戻す方法をお伝えいたします。

縮毛矯正をかけ続けている方の中には

「ずっと同じ髪型をしているのでスタイルチェンジをしたい」
「自分の癖を生かしたい」
「縮毛矯正をかけるコストを節約したい」

などなどの理由から縮毛矯正を卒業したいと思っている方もいらっしゃいます。

ですが、縮毛矯正は辞めたいと思ったときにすぐに止められるものではありません。

縮毛矯正は上手くかければかけるほど自然に落ちると言うものではなく、かけた部分は半永久的にストレートの形が維持されます。

縮毛矯正を止めるためには、伸びてきた根本のクセの部分だけでご希望のスタイルが作れることが重要です。

ご自身のクセがそれほどでもなければそれほど違和感がないかもしれませんが、元々のクセが強い場合、新しく伸びてきた根本のクセの曲線的な部分と今まで縮毛矯正でクセを伸ばしてきた直線的な部分が混同し、希望の理想通りのスタイルを作ることが難しいです。

希望のスタイルによって期間は大幅に変わるものの、例えばショートスタイルであっても最低でも1年から2年以上は見る必要があるでしょう。

もし少しでも期間を縮めたい場合は、根本の伸びてきたクセに合わせて毛先の部分にデジタルパーマをかける事で質感を調整し、希望のスタイルに近づけるとよいでしょう。

ただし、既にストレートをかけた髪に対してデジタルパーマをかけると、髪にかかる負担が大きい上に難易度も非常に高いため、カールも綺麗に出ないこともあります。

もしかける場合は、信頼できる美容師とよく相談した上で施術をおこないましょう。