髪の毛の構造と仕組・頭皮ケアの重要性
こんにちは。ディアーズの北原(@dearssalon)です。
先日、美しい髪の毛を生やすために、生活習慣を見直して内側からする改善する大切さをお客様に話させていただく機会がありました。
その際に、髪の毛の構造と頭皮の構造の説明もさせていただいたので、こちらにもまとめておきます。
構造を理解していただければ、ケア剤などを使った直接的なケアよりも、頭皮(体)ケアをしていく事が、美しい髪の毛を育てる重要なポイントという事を確認していただけると思います。
髪の毛の構造と役割
髪の毛は、目に見える頭皮の表面から外側に出ている部分と、
内側に潜っている表面内の部分と分けられます。
表面から外側の部分を、「毛幹部」。
表面から内側の部分を、「毛根部」。
と区分され名称がついています。
毛幹部・髪の毛の構造
毛幹部と言っても難しく考える必要はありません。要は髪の毛の事ですね。
髪の毛の構造は、三層の構造になっています。
三層の中心は毛髄質、その周りを毛皮質が覆っています。
そして一番外側の三層目を毛小皮が覆っています。
毛小皮というのは、皆さんがよく知っているキューティクルの事です。
髪の毛の構造というと難しく考えてしまうかもしれませんが、ようは髪の毛は三層に分かれていて一番外側がキューティクルで覆われていると理解してもらえればOKです。
このキューティクルが髪の毛を守ってくれています。
しかし、キューティクルはダメージを受けやすく、損傷してくるとツヤがなくなり手触も悪くなります。
髪の毛が膨らみやすくなったり、保湿力も低下していきます。
さらに、髪自体には自己治癒能力がありません。
基本、ダメージを受けたらそのままの状態です。
そのため、キューティクルを守る事や、髪に栄養を運ぶ毛根部が美しい髪をつくるために重要になります。
毛根部・頭皮の構造
毛根部は頭皮の内側部分を指しますが、特に重要な部位は毛球と毛乳頭です。
抜けた髪の毛をよくみると、根元が丸く膨らんでいると思います。
そこが毛球と呼ばれる部位です。
毛球のさらに下にある部分が毛乳頭です。
毛乳頭には食べたものが栄養となって運ばれるように、血管や神経が集まっています。
栄養を受け取った毛乳頭は、毛母細胞を内部で分裂させて髪の毛を作っていきます。
髪の毛は、私たちが取り入れた栄養をもう乳頭に送り込み、毛母細胞を分裂させて作られていきます。
そのため、生活習慣の乱れや、過度なダイエットで頭皮に運ばれる栄養が低下してくると、髪の毛が作られる材料が足りなくなり、毛髪が細くなったりキューティクルが弱くなったりと、強度が低下していきます。
正しい知識で美しい髪を手にいれる
美容室でのトリートメントや、ホームケアは美しい髪作りには絶対に必要です。
しかし、髪の毛が作られる土台を整えていく事もとても重要な工程の一つです。
市場には様々なヘアケアグッズが販売されていますが、生活習慣が整わないのにアイテムをいくら使っていても、なかなか綺麗な髪は作られていきません。
「ヘアケアと生活習慣の改善」。
この両方が綺麗な髪作りになくてはならない重要なポイントです。
いかがでしたでしょうか?少し専門的な用語が多かったのですが、髪も肌と一緒で内側から作られていくものと感じていただければ、改善するポイントがより明確になると思います。
北原孝彦│サロンDears
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