新店舗のお知らせ。”今”この時このタイミングがベストなんです。
こんにちわ^^
ディアーズのイケメン担当の北原です。
※「男はお前だけだろ」というツッコミはすでに多数の方からいただいているので”なし”でお願いします(汗)
今回はタイトル通り、新店舗のお知らせをさせていただきます。
2015年の5月にオープンしたディアーズですが、
たくさんのお客様とスタッフに支えていただき、この度新しい店舗をオープンすることになりました。
新店舗への想い
1店舗目をオープンしてまだ1年経過していません。
サロンの歴史も若いですし、経営者としても僕(キタハラ)もまだまだ未熟者です。
働くスタッフだって頑張ってくれていますが、もっと成長するはずです。
ですが、
店舗を”今”、このタイミングで増やす必要性を感じました。
ちょっと前でもちょっと後でもダメです。
まさに”今”必要なんです。
今回のブログでは、新しくつくる空間への想いをここに書かさせていただきたいと思います。
お客様への想い
1店舗目からお客様への想いは変わっていません。
- 心からくつろげる居心地のよい空間
- 周りを気にせずなんでも相談していただける環境
- 実感できるほど美しくなる髪の提供
これを満たしたサロンを作りたくでディアーズを作りました。
オープン当初は、「思い描いた形ができた」と心から嬉しかったです。
そしてそれを必要としてくれるお客様が多くいたことも嬉しかった。
「ディアーズのオープンする場所を長野市に選んでくれてありがとう」というお言葉もいただいた。
ディアーズに出会えたことを「運命」と言ってくれるお客様もいる。
「生き方が変わった」と。
「コンプレックスがなくなった」と。
こんな嬉しい言葉言われたことがない。
今では、県外や海外からも足を運んでくださるお客様がいらっしゃいます。
片道1時間以上かけてご来店くださる方も。
今まで行っていたサロンからディアーズを選び直してくださった方も。
「ディアーズはここにしかないから」ということ。
本当に嬉しい。
オープンしてからすぐに自分一人では手が足りなくなり、お断りするお客様が多くなってきたためスタッフを増やしました。
8月から求人環境を整えて9月に一人目が入社。
その後も、ご予約を断るケースが出てくるたびスタッフが参加。
スタッフも自分の能力を最大限に発揮してくれて、入社するスタッフは2ヶ月〜3ヶ月で、1ヶ月先までご予約が埋まった状態(キャンセル待ち)まで育ってくれます。
ディアーズには4席ありますが、あれよあれよと足りなくなりました。
「狭い・・・」
「これは描いていた空間と違う・・・」
提供する技術と目の前のお客様に集中できる環境。
これらは満たしていますが”狭い空間”がサロンの弱点に感じるようになってきました。
初めて自分で描いた空間だったので無理もないかもしれません。
考えが甘かったです。
3月にまたスタッフが入社するのですが、スタッフの立ち位置すら悩んでいる状態。
くつろいでいただきたいはずなのに・・・。
そういった空間であったはずなのに・・・。
気にしだすと室内酸素が薄いような気もします(汗)
店舗を出すことをスタッフに話すと、
「必要です!!」と賛成してくれています。
※サロンによっては必要ないという意見も集まるのが出店です。
オープン当初のお客様への想いを嘘にしないためにも、今出店です。
最高の居心地をお客様に味わっていただきたい。
まさに、”今”この時このタイミングがベスト。
スタッフへの想い
ディアーズには、Dear(親愛なるあなたへ)という意味を込めています。
これは、
お客様だけではなく、これから出会う仲間たちへも向けているメッセージ。
- 実力はあるけど自分に集中できる環境ではなく発揮しきれていない
- 美容が大好きでやる気もあるけど組織のパワーについていけない
- 見ていて切ないくらい手荒れが酷く、続けることが困難な状態
そんなこれから出会う仲間に、「ディアーズなら働けるかも」と感じてもらいたい。
実際に働いて、「ここじゃなきゃ」と実感してもらいたい。
甘えさせてるわけではありません。
むしろ厳しい。
スタッフ教育に関しては妥協しません。
これは怒るというわけではなく、
ディアーズの規定値にたどり着けない状態なら、ちゃんと言うようにしています。
「今のままでは大切なお客様を任せられない」
「ディアーズに期待してくれたお客様をがっかりさせる」
などなど・・・
面と向かって言われたら結構きつい言葉も言います。
ただ、僕が意識したいのは、「お客様に甘えない」こと。
妥協したスタッフをデビューさせたらそれはお客様への甘えであり提供する商品の品質低下につながると考えています。
だから、完璧に仕上げて入客させます。
「1人目からリピート率100%を目指せないスタッフは、うちでは働く場所がない」。
ということをオブラートに包まず伝えます。
(お客様の満足値でリピート率だけは全員で追います)
「今まで何をやっていたんだろう」と泣くスタッフもいます。
それだけ今までやっていたことが流れ作業になっていたということ。
来ていただくことが当たり前になっていたということ。
大切なお客様を任せるわけだから、スタッフは完璧に仕上げる。
スタッフは仲間であるが、ディアーズの商品。
※僕も商品の一つ。だからブレちゃいけない。
この考えがあっているかどうかはわかりません。
ただ、うちにはうちの決めたスタイルがあります。
スタッフの能力に合わせて提供する品質を低下させない。
品質はディアーズというブランドが作る。
それが僕の役割です。
スタッフに面と向かって言う時、
「俺って厳しすぎるのかな・・・」と自問自答した時もあります。
ですが、
最近になって「このスタイルを突き進めて昇華していこう」と感じるようになりました。
こうした考えに自信を持たせてくれたのは、やっぱりスタッフ。
3月に入社するスタッフは、本来だったら2月に入りたかった。
でも、今の空間の状態だと、「3月からじゃないと採用できない」と伝えたら、「ここじゃないとダメなきがする」と1ヶ月アルバイトして待ってもらいました。
つい先週も、素敵な美容師が見学にきれくれましたが、「6月〜8月まで採用できない」と伝えたところ、「面接だけしてアルバイトしてでも待つ」という意思を見せてくれました。
働いているスタッフからも喜びを感じます。
先月からスタイリストとして働いてくれているメンバーですが、あと1ヶ月もすれば予約が取れない状態になります。
僕:「先の予約まで埋まりお客様に必要とされる感覚はどうですか?」
スタッフ:「もっと頑張ります^^」
と、照れ臭そうに笑って言ってくれました。
ちなみにこのスタッフの年齢は40代半ば。
娘さんも閉店後に髪をやりにきてくれていますが、「お母さん今までのサロンで一番いいね」と言ってくれました。
すっごい輝いて見えると思います。
父の反対と激励
「1年も経たずに店舗を増やすなんて早いんじゃないの?」父の反対です。
うちの父親は正直むちゃくちゃ厳しいと思っています。
どれくらい厳しいかというと、「荷物が届くから受け取っておいて欲しい」とお願いすると、「どこの誰かちゃんとメモしておいておけ」という。
「物騒な世の中だから爆弾とか入っているかもしれない。」と本気で言います。
可能性は確かに0じゃありません。
僕が「アマゾンだよ」というと、「誰だそいつは?」という雰囲気。
厳しい職業を定年まで続けてくれたので、一つ一つに気にかけてくれます。
ただ、
反対するのも父。
最後には応援してくれるのも父。
雪が降ったら一緒に雪かきをやってくれたり・・・
あがってしまった車のバッテリーを早朝から直してくれたり・・・
父の警告を無視して1ヶ月エンジンをかけなかったらやっぱりバッテリーがあがっていて、猛烈に反省している図です。
そんな厳しい父ですが、
いつも母が一緒になって説得してくれて、最終的には僕の想いと母の後押しがあり応援してくれます。
「面倒なら両親に報告しなければいい」と思うかもしれません。
僕も一時期そういった時期がありました。
ただ、
なんか親だったらきっと報告ないのはさみしいじゃないですか。
「言えば力になるのに」と「なんで言わねーんだ」と言ってくれると思います。
言えば言ったで”反対”されましたが、さみしいのはきっと切ない。
僕が書くブログやフェイスブックは全て見てくれているらしいので、「いつもありがとう」と言いたいです。
親父お袋ありがとう。
いつでもゼロになっていい。どこからスタートしてもまた描く。形にする。
何かを始める時、そこには大きな時間とお金と沢山の人が動きます。
今度の店舗もちょっとビビってしまうくらいの時間とお金がかかっています。
沢山の人に助けてもらっています。
ただ、描きを形に変える時、ビビっていたら進めない線があります。
「やる」と決めたら「やる」。
うまくいかなかった時のリスクを明確にして、自分の人生で背負い切れると思ったらやる。
スタッフにもそうなってもらいたいと思っています。
いつでもゼロになっていい。
また描けばいいだけ。形にすればいいだけ。
ただ、失ってもゼロにならない物がある。
それが、
- 出会った人や仲間
- スキルになっていく経験値や体験値
- 進んだ挑戦したという次につながる自信
だと思います。
これを得るためにお店を作ったり独立したりするんだと思う。
結果としてお店が立つだけ。
大切な物はやっぱり過程の中にある”出会い”や”経験”や”勇気”にあるのかもしれませんね。
店舗の詳細
※デザイナーさんが作ってくれたイメージCGです。
店舗の詳細と提供したいサービスですが、
- 完全個室制サロンで居心地良い空間を壊しません
- 完全予約制であなただけに集中ます
- 実感できるキレイ髪の提供をオリジナル薬剤で作ります
- 全スタッフ女性(僕以外は)なので安心してください
です。
スタッフには、
- 目の前の人に100%集中して、自分の能力と価値をどんどん高めてもらいたい
- 独立した時の感覚を個室サロンで味わってもらいたい
- ディアーズで働くからこそ描ける理想を感じてもらいたい
です。
内装はこんな感じです。
カウンター(奥に見えるのはお客様ロッカー)
シャンプー台(トイレに見える人もいるそうですがさすがにトイレは個室です 笑)
通路です。各個室でスタッフが施述します。
オープン日は、4月12日。
住所は、長野県長野市檀田2-30-22 です。
すでにご来店いただいているお客様には地図をお渡ししていきます。
4月10日にスタッフの両親を招待して体感してもらいます。
その時の反省点を打ち合わせして、11日はゆっくり休んで、12日営業スタートです。
新店舗に移ると空間が変わるのでいつもより神経を使うと思います。
お客様への影響がでないようにするのと、スタッフが変わらぬサービスを提供できるように、最初の1週間はスタッフ一人につき1日2名様までと決めています。
お昼はみんなでゆっくり飯でも食いながら、もっとよくするためのアイディアを出し合います。
通常、サロンがオープンすると準備期間ということで3日〜5日お休みをします。
ディアーズはそれをやらずに、1日にお受けするご予約に制限かけさせていただきます。
今までサロンの立ち上げを何度か経験しているんですが、オープン前に準備しても当日はかなりごちゃごちゃします。
「100%大丈夫でしょ!」と思っても当日足りないものや見えてこないものがあります。
長い時間かけて準備しても反省点は見えてきません。
一番は、いつもよりゆっくりと営業して感覚をならすこと。
だと感じています。
いつものディアーズもゆっくりとした空間ですが、さらにゆっくりと働きます。
少し物足りないくらいが丁度いい。
こんな甘いことをいうと、諸先輩がたにご指導いただきそうです。
が、これがディアーズのスタイルです。
僕自身が描きたい形をお客様とスタッフが好きになってくれればそれで幸せと感じるようになりました。
以上、長くなりましたがお知らせです^^
- ディアーズに通ってくださっているお客様
- いつも一生懸命働いてくれているスタッフ
- そのスタッフを支えてくださっているご家族
- 怒りながらも応援してくれる両親
- そして次の店舗を作るに当たってご協力いただいている職人の皆様
本当にありがとうございます。
最高のサロンにしていきます。
最後まで読んでいただきありがとうございました( ^ω^ )
北原孝彦│サロンDears
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