髪と頭皮に負担をかけない正しいシャンプーの方法
こんにちは。ディアーズの北原(@dearssalon)です。
本日は、正しいシャンプーの洗い方について解説させていただきます。
間違ったシャンプー方法を実行していると、頭皮や髪のダメージの原因になります。
髪の毛のダメージが気になっている人は、今一度日頃のお手入れ方法を見直してください。
シャンプーの仕方でダメージの原因を作ってしまっている人はとっても多いです。
毎日のことなので、ロングヘアーな人ほどデリケートになりましょう。
シャンプーをする前の準備
お風呂に入っていざシャンプーをするとき、いきなりシャンプー剤を手に取るのはよくありません。
いきなりシャンプーをすると、髪が引っかかってしまい抜け毛の原因になります。
髪にも頭皮にも必要以上に負担をかけるので、決して良い洗い方とは言いません。
「たかがシャンプーで敏感になりすぎではないか?」と思う方もいるかもしれません。
しかし、シャンプーは毎日行うものです。
そのシャンプーが髪と頭皮に負担を与えてしまうと、洗うたびに髪が痛み、気づいた頃には髪はパサパサ・・・
綺麗な髪になる日が遠くなってしまいます。
そうならないようにするために、シャンプー前の準備を記載しておきましたので、必ずシャンプーの前には準備をして下さい。
ブラッシングして引っ掛かりがないように髪をとかしておく
ロングヘアーになると、髪はとにかく引っかかります。
シャンプー中にとかしながら洗う事もできますが、引っかかりを無理やり引っ張るので、髪にもよくありません。
そういった事態を防ぐ為に、まずは髪を綺麗にとかすこと。
単純な準備ですが、とても重要です。
いきなり洗い出すのではなく、まずは髪をとかすようにしてください。
シャンプー前にお湯でしっかりと流す
髪をとかした次は、お湯でしっかりと流して予備洗いを行います。
この時、シャンプーの為にただ髪を濡らすのではなく、お湯でしっかりと洗う事を意識して湯煎してください。
シャンプーをつけなくても、髪の汚れの80%は落ちていきます。
予備洗いが足りないと、シャンプーの泡立ちも悪くなり摩擦が生まれやすくなるので、これも髪にはよくありません。
しっかりと湯煎しましょう。
手の中でシャンプーを泡立てる
髪を綺麗にとかして引っかかりをなくし、お湯でしっかりと予備洗いをする。
ここまで出来たら初めてシャンプーを手に取ります。
シャンプーを手に取っても、まだ直接髪にはつけないでください。
まずは手の中で泡立てるように、手のひら全体に広げていきます。
この時、シャンプーの種類によって泡の立ち方は違います。
界面活性剤が少ないシャンプーなほど、泡立ちはよくありません。
市販のシャンプーからサロンのシャンプーなどに変えた時に、泡立ちの悪さに驚く方もいらっしゃいます。
しかし、この泡立ちがすくないのは、界面活性剤が抑えられているからです。
なので、泡立ちが悪いシャンプーを使われている場合は、手のひら全体に広げたら、泡が立っていると考えてシャンプーに移行してください。
シャンプーの方法
次にシャンプーの方法です。
シャンプーはただたんに頭や髪を擦ればいいわけではありません。
シャンプーにもポイントがいくつかあります。
これらを守るだけで、シャンプー中の頭皮への負担が軽減できます。
髪ではなく頭皮を洗う
泡立てたシャンプーを、頭部全体につけていきます。
シャンプーは髪ではなく、頭を洗うもの。
泡立てたシャンプーは、髪よりも頭部につけることを意識してください。
もし、髪が汚れているように感じたら、頭部にシャンプーをつけた後に、再度シャンプーを手に取って泡立ててください。
泡立てたシャンプーを頭皮とは別に、髪に揉み込んでいきます。
頭皮は擦らずに、揉むように洗う
シャンプーを頭皮につけたら早速洗っていきます。
洗うといってもゴシゴシとこするのではなく、揉むように洗います。
”擦る”という行いは、頭皮の脂質もはがし成長期毛(髪の赤ちゃん)も引っ張り抜いてしまいます。
その為、頭皮も髪も擦るのはNGです。
頭皮も髪も、揉むようにして洗いましょう。できるだけ摩擦を抑えるような手の使い方を意識してください。
爪は立てないで、指の先の指頭を使う
シャンプーの時は爪を立てないでください。
指の先の部分(指頭)を使って洗いますが、爪が頭部を傷つけることがないように注意をしてください。
爪を立てていると、頭皮を傷つける原因に。
頭部は痛点が少ないため、傷が付いていても気がつくことができません。
洗う時にできる限り気をつけるようにしましょう。
シャンプーの流し
最後にシャンプーを流していく行程です。
洗う行程も重要ですが、実は流しは取っても大事。
ここがしっかりとできないと、肌荒れやダメージの原因にもなります。
必ず読んでおいてください。
洗う時よりも時間をかけて徹底的にしっかりと流していく
まず、すすぎをしっかりと行い徹底的に流してください。
洗う時よりも”すすぎ”の時間を長く取ってください。
シャンプーで2分かけて洗っていたら、すすぎは4分かける。
2倍以上の時間をかけて、お湯で頭部からシャンプーが残らないようにしてください。
背中にシャンプーが残っているとニキビや荒れの原因に
頭部だけではなく、背中や肌にも残らないようにしてください。
背中にあるニキビや、首元の荒れの原因はシャンプーが肌に残っているケースがとっても多いのです。
「背中の肌荒れやニキビがひどい」と感じている人は、一度流したシャンプーが肌に付着したままになっていないか?
ここを見直してみてください。
以外とシャンプーの流しが足りずに肌に残り、ニキビや肌荒れを作っている方が多いようです。
まとめ
髪に良いシャンプーは、最初の行程の”髪をとかす”ことから始まります。
重要視されていないことも多いですが、綺麗な髪は、毎日の気遣いから。
一度身につけて習慣化していけば、自然とできるようになります。
最初は面倒に感じるかもしれませんが、是非やってみてください。
1ヶ月〜3ヶ月も継続すれば、かなり違いが出てくることでしょう。
是非実行してみてください。
最後に、前回記事にさせていただきました、シャンプの選び方の記事をご紹介させていただきます。
シャンプーの選び方・髪を良くする為には自分に合ったシャンプー選が必要!
正しいシャンプー方法は、”シャンプーを選ぶところ”から始まります。
髪を綺麗に保つためには、”選び方”と”洗い方”の両方がとても重要です。
前回の記事を読まれていない方は、そちらも併せてお読みください。
北原孝彦│サロンDears
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