ドライヤーの当て方・風量の注意点と乾かす手順
こんにちは。ディアーズの北原(@dearssalon)です。
キレイな髪を作るための髪の乾かし方について。
ドライヤー1つで髪の状態は大きく変わります。
どんなにシャンプーやトリートメントに気を使っていても、高熱がでるドライヤーで髪を傷めてしまっている人もいます。
ドライヤーが髪のダメージの原因にならないようにするためにも、必ず一読してください。
タオルドライを入念に行うこと
いきなりドアイヤーを使う前に、まずはタオルでしっかりと水分を吸収しておきましょう。
タオルドライがあまいと、ドライヤーの時間がかかり髪のダメージを作りやすくなります。
タオルドライの注意点については、下記の記事に記載していますので読んでおいてくださいね。
乾かす前の洗い流さないトリートメントは必須
タオルで水分を吸収しても、まだドライヤーは使いません。
乾かす前には必ず洗い流さないトリートメントを活用しましょう。
ドライヤーの熱から髪を守る効果と、トリートメント作用が期待できます。
髪を綺麗にしていくためには、ドライヤーの熱は天敵!!
必ず乾かす前にアウトバストリートメントを活用しましょう。
洗い流さないトリートメントをしっかりとつけたらドライヤーで乾かしていきます。
乾かす順番
やみくもにドライヤーで乾かし始めるのではなく、乾かしていく順番を確認しましょう。
全ては髪の毛の乾かしすぎを防ぐため。
適切な順番を覚えておくだけで、無駄がなくドライヤーの時間も短縮でき、髪へのダメージも防げます。
バック・後頭部の地肌から乾かし始める
まずはバックから。
少し下を向いて後頭部の地肌から乾かし始めましょう。
ロングヘアーの方は、髪の毛を全前方にもっていき頭皮に向かいできるかぎり垂直にドライヤーを当ててください。
ドライヤーと頭皮の距離は10センチ~15センチ程度が適切。
後頭部の頭皮に確実に温風が当たるようにしてください。
サイド・両方の側面を乾かす
後頭部の頭皮が乾いたら、今度は両方の側面(サイド)を乾かしていきます。
上から落ちてくる髪をすこし持ち上げて、中に温風を送り込むイメージで。
表面の髪に温風を当てるのではなく、あくまでも地肌から。
ドライヤーをすこし振りながら、髪の内側(頭皮)に温風を送り込みましょう。
両サイド根元が乾かしたら次はフロントです。
フロント・前頭部を乾かす
前頭部の前髪付近です。
前髪を作っていなくロングのじょうたいでしたら、まずは髪の毛をしっかりと前にもっていきましょう。
この時もドライヤーは頭皮に対して垂直に。
下から当てると、フロントが持ち上がるのでセットが大変になります。
浮かしたくない人は、小刻みに動かしながら根元に癖がつかないように乾かしましょう。
後頭部から始めて、両サイド、前頭部と根元を乾かしたら次は中間から毛先をチェックします。
中間から毛先を乾かす
ショートからミディアム程度の長さでしたら、頭皮を乾かせば自然と毛先まで乾きます。
しかし、バストトップくらいまで長いロングヘアーの場合、頭皮とは別に中間から毛先にかけて乾かしてあげる必要性があります。
頭皮が乾いたら一度ジャンボコーム(目の粗い大きな櫛)で、綺麗に梳かしましょう。
そのあと、手櫛を通しながら中間と毛先を乾かして終了です。
乾かすポイント
ここからは、乾かす時のポイントを解説させていただきます。
ハンドブローでも上手にできるようになると、ツヤツヤで光り輝く艶髪を作ることができます。
ひとつひとつがブローの時の大切なポイントなので、髪を綺麗にしていきたい人は是非取り入れてください。
頭皮はしっかり!髪8割~9割乾けばOK!
ドライヤーで乾かしすぎは絶対にNG.。
目安は全体の8割~9割程度に乾かした状態。
頭皮はしっかり乾かして、髪は完全に乾ききる前に終わるようにしましょう。
ドライヤーの送風の強弱設定
ドライヤーの送風の強弱設定についてです。
頭皮を乾かす時は、【強】で乾かし、中間~毛先を乾かす時は【中】に設定しましょう。
【強】のまま毛先まで乾かすと、ついついオーバードライになりがちに。
防ぐために一段階落とすようにしてください。
乾いているかどうかの確認方法
頭皮が乾いているかどうか、片方の手を地肌に当てて確認しながら乾かしましょう。
手櫛で梳かしながら、頭皮も一緒に触るようにします。
地肌が湿っていたらまだ乾いていない証拠。
もうすこし時間をかけてあげましょう。
最初は頭皮の水分状態を感じ取ることは難しいかもしれませんが、全ては慣れです。
毎日乾かしながら頭皮に触れてコンディションを感触で確認するクセをつけるのがオススメです。
髪を乾かす時は上から温風を送る
頭皮を乾かす時は、地肌に向かって垂直にドライヤーを当てていきます。
しかし、中間~毛先、髪を乾かす時は上から下に向かって温風を当てましょう。
下から上に風を送ると、細かな髪が表面に巻き上がるので、全体が整いにくくなります。
上から乾かしてあげるとキューティクルが綺麗に整いツヤツヤに仕上がります。
まとめ
長くなってしまったのでポイントをまとめて終わりたいと思います。
- タオルドライは入念に
- 乾かす前にアウトバストリートメントは必ずつける
- 乾かす順番は頭皮から
- 後頭部、側面、前頭部の順番に乾かして、毛先は最後
- 頭皮はしっかりと乾かして、髪は8割~9割でOK
- 地肌を乾かす時は強風で、髪を乾かす時は中風で
- ドライヤーを持たない方の手を使い、頭皮を触りながら乾かす
- 髪を乾かす時は上から風を送る
ポイントが沢山ですが一つ一つがとっても重要です。
ぜひ取り入れてみてくださいね。
北原孝彦│サロンDears
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