トリートメントの正しい知識と選び方
こんにちは。ディアーズの北原(@dearssalon)です。
今回の記事では、シャンプーの後に行うトリートメントの知識と注意点についてです。
サロンにご来店いただくと、お家でのトリートメント状況なども必ず確認させていただきます。
確認させて頂くと、使っていない方もいらっしゃいますし、なんとなく付けるだけという方もいます。
こうして一人一人のトリートメント事情を確認していくと、”トリートメントが必要なのに使用されていない方”や”トリートメントがいいのにリンスやコンディショナーを使っている方”など、トリートメントケアをなんとなくでされている方が多いです。
ヘアケアをしていくためには、適切なトリートメントは重要です。
トリートメントは毎日行うことなので、ヘアケアの為にも最低限知っておきたい知識を記載しましたので読んで下さい。
そもそもトリートメントって必要なの?
そもそもトリートメントなんて必要なの?と、あまり重要視されていない方もいらっしゃいます。
トリートメントはとっても大切です。
- 髪を摩擦から守ったり・・・
- 髪の指通りを良くしてむやみに引っ張らなくなったり・・・
- キューティクルを整えて髪に艶をだしてくれたり・・・
使うと生活からくる髪へのダメージを確実に軽減できます。
その他にも、
- ツヤがないな~・・・
- 乾燥やパサツキを感じるな~・・・・
- 髪がうねる・・・
なんて感じに、髪のトラブルを実感しているようでしたら必ず使うようにしましょう。
パーマやカラー、ストレートなどの施術をしている方は、シャンプー後のトリートメントは必ずやるようにして下さい。
ダメージの進行を軽減してくれます。
トリートメントの種類
まずはトリートメントの種類について解説させて頂きます。
トリートメントと言っても様々な種類があります。
一般的にご家庭に出回っている物は下記の3つです。
- リンス
- コンディショナー
- トリートメント
基本的に、リンスもコンディショナーもトリートメントも、髪を油分でコーティングする働きをします。
どれも同じような働きをしますが、トリートメントだけはちょっと違います。
ヘアケア力が一番高いのはトリートメント
リンスとコンディショナーは毛髪に皮膜を作りコーティングのみで終わりますが、トリートメントは内部に浸透して栄養補給をしてくれます。
リンスやコンディショナーと比較すると、トリートメントの方がケア力に優れているので、カラーやパーマをしている人はトリートメントを選択するようにしましょう。
カラーやパーマをしていなくても、ロングヘアーでしたらトリートメントを選択しておけば間違いはありません。
「トリートメントが一番ケア力が高い」と覚えておくだけでも、買い替えの際の参考になりますよね。
ノンシリコンの方が良い?
「ノンシリコン特集」。
こんな感じで雑誌に取り上げられているのを見かけたりします。
一時、テレビでも雑誌でもノンシリコンというキーワードが出まくっていたので、「シリコン=悪」だと思われている方も少なくはありません。
なので「とりあえずノンシリコンだったらなんでもいいよ」と安易に考える人もいるのではないでしょうか?
しかし、シリコンにも大切な役割があるのがご存知でしょうか?
シリコンは、髪の毛をコーティングしてダメージを受け過ぎた髪を硬質化します。
そのおかげでハリコシを感じるようになったり、コーディングされて質感がサラサラに変わったりします。
髪の毛のダメージがひどければ、シリコンが配合されているトリートメントを選択するのも一つの手です。
シリコンの代わりに植物性のトリートメントでコーティングすることもできるので、適切なトリートメントを選択しましょう。
担当の美容師さんにアドバイスをしてもらうのも一つ
沢山の種類の中から、自分に合ったトリートメントを選択するのはとても難しいことかもしれません。
これはシャンプーやアウトバストリートメント(洗い流さない)にも同じことが言えますね。
自分で選択するのが「大変」「難しい」と感じる場合は、美容師さんに選んでもらいましょう。
サロンアイテムは、美容師さんが様々なメーカーのを取り寄せて「これが一番いい!!」というものをこだわって選択しているケースが殆どです。
無理して買う必要は一切ありませんが、選択で悩んでいたら一度相談してみてください。
すぐにアドバイス貰えると思います。
トリートメントは髪につけるもの
トリートメントは髪につける物。
頭皮には必要ありません。
わかっていても、ついつい頭から撫でる様につけてしまう人は多いのではないでしょうか?
シリコンが配合されているトリートメントを頭皮につけると、毛穴を塞いでしまう可能性もあります。
そうならない様に、根元から離してつけるようにして下さい。
頭皮からだいたい5センチくらい離してあげるといいでしょう。
耳下から毛先までつけるように意識すると、頭皮に付着させることなくつけることができます。
トリートメントを扱ううえで、特に大切な注意点を上げさせて頂きました。
以上が、最低限知っておいていただきたいトリートメント情報です。
次回は、トリートメントの付け方の手順やポイントについて細かく解説していきます。
またよろしくお願いします。
北原孝彦│サロンDears
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