ヘアカラーに関するQA

美容室のヘアカラーで失敗した時の染め直しオーダーのコツ

美容室でヘアカラーをお願いしたらオーダーした色でもないし、ムラになってしまいました・・・
楽しみにしていたのにショックです。染め直しをしてもらいたいのですが、言ってもいいものなんでしょうか?

担当の人には申し訳ないですが、違う人にお願いしたいと思っているんですが・・・

本当はお店を変えたいくらいですが、お金を払ってしまっているのでどうしたらいいのかわかりません・・・
カラーを直す際の髪への負担も気になります。

どうしたらいいのかアドバイスいただけないでしょうか?

楽しみにしていたカラーがイメージと違ったりムラができてしまうと残念ですよね。
直してほしいというのも言いにくいと思いますし、やり直しの際の髪への負担が気になるのもわかります。

ディアーズが考える染め直しのオーダーと良くある疑問について回答させて頂きます。

ヘアカラー失敗パターン|こんな時はやり直してもらいましょう

まずはヘアカラーの際の失敗の定義についてです。
「これは失敗なの?」という非常に判断が付きにくい場合も、下記の項目を参考にしてみてください。

  • ムラ(まだら)のように仕上がっている
  • 染まっていない箇所がある
  • オーダーよりも暗すぎる
  • オーダーよりも明るすぎる
  • オーダーした色と大きく違う
  • 退色が早すぎる

このような状態でしたら染め直し対象と判断し、やり直してくれるサロンがほとんどだと思います。

直しの際は、美容室に問い合わせて再予約をしましょう。
担当者に問い合わせもいいですし、心配でしたら各店の代表者に変わってもらって連絡するのもいいかもしれません。

次に、カラーの直しのオーダーの際によくある疑問について解説いたします。

染め直しを依頼するのが悪くて言えない

担当する美容師さんの雰囲気や、お客様の考え方によって頂くご相談です。

それが、「担当してくれた美容師さんにクレームっぽくて悪くて言えない」という内容です。

「やり直してもらいたい」という連絡って確かに言いにくいかもしれません。

  • クレームやトラブルとして受け止められたらいやだな・・・
  • 担当の美容師さんが悲しんだら嫌だな・・・
  • 私の髪質のせいだったら嫌だな・・・
  • 私の過剰反応だと思われたら嫌だな・・・

等々、言いにくい理由はそれぞれあると思います。

ですが、今後もその美容室に行きたいとお考えでしたら伝えるべきだと思います。
その後の施術で再発が起きない様にしてくれるはずです。

もし、これで通わないとしても伝える事で美容師としては経験になります。
美容師がどう思っても、”教えてくださるお客様には感謝”だと思っている美容師がおおいはずなので、ぜひ教えてあげてください。

再施術でダメージが心配

やり直しの再施術で起きる髪への負担が心配になるかたも多いです。

当然です。
一回で済むところを2回施術しなければいけないわけですから。

実際に、他のサロン様でのお直しオーダーを頂いて、「2日連続でカラーリングしても髪は傷みませんか?」というご質問を頂くお客様も多くいらっしゃいます。

回答としましては、下記になります。

  • ダメージゼロの再施術はない
  • 今現在の状態とどこまで直すのかにもよる

まず、薬剤を使用するので、髪への負担やダメージを完全にゼロにする施術はありません。
※手触りなどかえないようにすることはできても髪の細胞レベルで考えると負担は必ずあります。

そして次に、今現在の状態でどこまで直すか?どう直すか?にもよって負担は全然変わります。

例えば、暗くなりすぎてしまった場合、その度合いにもよりますが明るくする為に色を抜くブリーチをしないといけない”かも”しれません。

そうすると、髪への負担はものすごく仕上がりの髪質にも大きく影響します。

どこまで直すか?
どのように直すか?

これにより髪への負担は大きく異なります。

つまり、どのような直しに関しても髪への負担は大なり小なり必ずあるという事です。

染め直しの期間(保証期間)

美容室によっては染め直しの保証期間についてしっかりと明記している所もあります。
もちろん記載していない所もあります。

この保証期が明記してある所でしたら問い合わせしやすいと思いますが、そうでない美容室に対しては悩んでしまいますよね。

一美容師としてのアドバイスは、保証期間があってもなくても、多少過ぎていても相談してみる事をお勧めします。

その理由は保証期間に合わせられないケースがあるからです。

ちなみにディアーズの場合、保証期間はもうけていません。
「いつでもなんでも仰って下さい」というスタンス。

なので、保証期間に関係なしに一度連絡してみるといいですね。

仕上がりが気に入らない、似合わない場合は?

”仕上がりが気に入らない”の中には必ず原因があるはずです。
明るすぎる、暗すぎる、イメージ(オーダー)していた色あいと違う等々・・・。

それを相談してみましょう。

”似合わない”というのも同じです。
肌色に合わないカラーが存在します。

それらも含めて一度、再カウンセリングの問い合わせをしてみるべきです。

同じ人にやってもらいたくない!担当を変えてもらうか美容室を変えるか・・・

そもそも直してもらう際に、「同じ担当者にはやってもらいたくない」と考えてしまうケースがあります。

”スタイリストとの相性”や”スタイリストのもつ技術への不信感”等々ですね。

この場合は、店舗の責任者やグループの代表に連絡することも視野にいれるといいかもしれません。
店舗で一番スキルが高い人が対応してくれるケースもあります。

返金してくれるかは美容室次第

美容室を変える場合は、その変える決断をした理由を話しましょう。
美容院側で返金に応じてくれるかもしれません。

「信用できないので返金してください、他の美容室で直してもらいます」とはっきりと言うのも、一番いいかもしれませんね。
ただ、返金するかしないかは美容室の考え方によるかもしれません。

カラートラブルが起きない様にする美容室選びとオーダー方法も大切

最後になりますが、美容室選びとオーダーの方法を工夫するのも大切です。

まず、美容室選びですが、ヘアカラーに対してこだわりをもってHPで詳細を伝えてくれている美容室や、独自の考えや思いや価値観などをブログなどで掲載している所は、信頼がおけます。

もちろんそのような事をしていなくてもしっかり施術する美容室が殆どですが、より自分にあった美容室を見つける為のヒントになるのではないでしょうか?

カラーオーダーする時の工夫もできます。
染まりやすい髪質や、染まりにくい髪質などがムラが起きやすい髪質なのですが、過去にあった苦い経験を施術前に美容師に伝えるのもポイントです。

美容師側でさらに注意してくれるでしょう。

他にも、どんなカラーにしたいか気にいったヘアカラーのスタイルを切り抜いてもっていくのも明確です。

色を言葉で表現するのはとても難しいので、切りぬいたスタイルを見せながら「この色にしたい」と伝えればズレが生じません。

オーダー方法で回避できる事が多いので、ぜひ参考にしてみてください。