ストレートパーマ・縮毛矯正

ストレートパーマをかけたのにアイロンを使わないと髪がまとまらない原因

ストレート(縮毛矯正)をかけているんですが、アイロンを使わないと髪がまとまらないんです。
かけていてもお手入れが楽になりません。
毎朝アイロンを使用してセットしています。

ストレートや縮毛矯正をかけたのに髪がまとまらず、期待していた結果がえられなければこの記事をご確認ください。
施術後のまとまらない原因と対策です。

ストレート後に髪がまとまらない原因

  • 髪質に合った仕上がりではなくまとまらない
  • ダメージの蓄積で乾燥してまとまらない
  • クセが伸びていなくてまとまらない
  • スタイリング剤でコーティングされていてまとまらない
  • 長さが短くてまとまらない
  • 梳かれ過ぎていてまとまらない

ストレートや縮毛矯正をかけて髪がまとまらない原因は上記の項目が考えられます。
各項目の解説です。

髪質にあった仕上がりではなくまとまらない

まず大切なのがサロンの仕上がり。
ストレートや縮毛矯正が、髪質に合っているかどうか?
ここが一番大切です。

まとまりある髪質に仕上がっていなければ、ただ真っ直ぐになってもお手入れが簡単にはなりません。
大切なのはサロンでの仕上がり。

家での扱いやすさは、サロンでのクオリティに全て左右されます。

ダメージの蓄積で乾燥してまとまらない

ダメージが蓄積していて、枝毛切れ毛がある髪だとキレイに仕上がりません。

ダメージ原因のほとんどが美容室での間違った施述です。
美容室のメニューで髪を傷めないことがまずは大切。

特にストレート系のメニューは髪への負担が大きくダメージになりやすいです。
髪の状態に合わせた正しい施述が施されなければ、ストレート系メニューで髪を壊してしまいます。

ダメージが蓄積されないように、気を付けなければいけません。
が、これは美容師側の配慮ですね。

クセが伸びていなくてまとまらない

ストレート(縮毛矯正)を施術しても、根元にクセが残ってしまっているケースも。
薬剤の選定ミスによって起きる事があります。

お客様が気が付かない範囲で根元にクセが残るケースが多く、美容院の施術後すぐに気が付く事はなかなか出来ません。

特に、初めていく美容室でストレート系のメニューをオーダーする時は、美容師側も慎重になります。

ストレートを当てたのにまとまらないな・・・という時は、第三者の方に根本の髪を見てもらうといいですね。

スタイリング剤でコーティングされていてまとまらない

処分する時に、ガス抜きをして捨てなければいけないようなアイテムには、スタイリング剤特有のガスが含まれています。

そのガスですが、髪に付着しゴワ付きの原因に。
一度つけると、1回のシャンプーではなかなか落ちません。

出来れば使わない方がよいアイテムとディアーズでは定義しています。

髪はスタイリング剤を付けなくてもキレイになります。
ダメージの蓄積や、それをごまかすためのスタイリング剤の重ね塗りで、髪質は悪化していきます。

悪い原因を取り除く事からキレイな髪つくりは始まります。
スプレー系のスタイリング剤の使用を辞めるのはその第一歩ですね。

長さが短くてまとまらない

ショートや肩に着きそうな長さでストレートにすると、髪が肩に当たって毛先がハネてまとまりにくくなるケースもあります。
仕上がりの髪質やスタイルによってもそうですが、伸ばしていく為にストレートにしているお客様にあるケースです。

短くてまとまらない心配があるようでしたら美容師がリスクの一つとしてちゃんと伝える事が大切だと考えています。

梳かれ過ぎていてまとまらない

本当に多いのが、梳かれ過ぎのお客様。
見ていてかわいそうに思えてしまう方もいらっしゃいます。

こちらのお写真は、ディアーズに初めてお越し頂いたお客様。

Beforeを見て頂くと分かると思いますが、毛先の真ん中に髪がありません。
梳かれ過ぎてスカスカになってしまい、逆にまとまりが悪くなっています。

この日は、根本から中間にストレートを施術してキレイに仕上がるようになりました。

髪をキレイにするためにはずせない対策

  • サロンの薬剤
  • シャンプートリートメント
  • 洗い流さないトリートメント
  • アイロンはできる限り使わない

最後に、髪をキレイにするためにはずせない対策をお話しします。

まずはサロンの薬剤。
髪質と目的に合ったものの使用する必要があります。

髪の美しさの8割以上がサロンの薬剤で決まると言っても過言ではありませ。
ディアーズでは髪本来の美しさを追求するために、直接工場と提携して作成したもののみ使用しています。

その為、乾かしただけでも美しい仕上がりに。

一番大事なのは美容室での薬剤を、何をどのように使うか?ができている事です。

次に、シャンプートリートメントと洗い流さないトリートメントの使用です。

これもサロンで作った質感を安定させていく為に欠かせないアイテム。

特にシャンプートリートメントは、仕上がりのキープ力や普段からの質感に大きく影響するので、意識して選択使用しましょう。

そして、最後になりますが、アイロンをできる限り使用しないようにしましょう。

アイロンは140℃~の超高温なため、毎日使用していれば髪は焼けてしまいます。
アイロンを当てた直後はキレイかもしれませんが、髪本来の美しさや強さは使うたびに損なわれます。

そうならないようにする為に、毛先にだけ当てるとか気を付けて使用してください。
アイロンを当てる前に、オイル系の洗い流さないトリートメントを塗るのも負担を減らすので効果的です。

一番はアイロンを使わないでも美しくなる髪質に改善していく事ですね。