かかりも弱かったし、あきらか失敗されたと思いました。
今回だけではなく、今までもちゃんと成功したことがないんです。
お客様によって失敗の定義はそれぞれあります。
失敗と認識するのは、”思っていた仕上がりと違った”からだとディアーズでは考えます。
そうならない様にカウンセリングで丁寧に状態を確認して、今の髪の素材で”できる事”と”できない事”をとお伝えしてから施術します。
美容の技術は万能ではありません。
できない事を知る事で、認識の違いから生まれる”失敗”を防ぐ事ができます。
施術に入る前のカウンセリングでお伝えする際に、お客様から良くいただくご質問や、ディアーズが気を付けている失敗についてお話しします。
やってはいけない致命的な失敗
- 根元の折れ
- チリチリと傷んだ
- 実感できるレベルでのダメージ
上記の3つはやってはいけない致命的な失敗です。
もしこのような事態がおきたら取り返しが付きません。
元に戻すには、カットで傷んだところを切り落として、また伸びてくる年月が必要です。
直すことができないので、これだけはやってはいけません。
やり直しができる失敗
- かかりが弱くて根本のクセが残る
- かかりが弱くて毛先がはねる
やり直しができる失敗とは、もう一度かけなおすことで修正ができる失敗の事です。
※基本的に失敗はNGですが、直しができる物として説明いたします。
ディアーズでは、上記の”やってはいけない致命的な失敗”は絶対NGですが、”やり直しができる失敗”は許容しています。
理由は、ダメージを起こさない様にするために施術をすると、かかりが弱かったりするケースはあるからです。
かかりを適切な状態にする為に担当者が薬剤選定を行います。
しかし、その選定が髪に対して少しでも強いものを選択してしまうと、髪は必要以上にダメージを受けてしまいます。
行き過ぎると、やってはいけない致命的な失敗に繋がります。
なので、ディアーズでは、薬剤の選定に迷ったら”弱め”を選ぶことをルールにしています。
もしそれでかかりが緩やかでしたら、次回の施術の時に手直しを入れればいいだけです。
一度髪の毛のデーターが取れれば、ディアーズではカルテしっかりと記載しているので、次回からは適切な薬剤選定が可能です。
一回目の施術の時に、髪を傷めて修正ができないような失敗になるくらいなら、まずは様子をみる為に優しい薬で緩やかにトライをします。
あれ?とおもう認識の失敗
- 予想以上のボリュームダウン
- 傷みは感じないけど強くかかりすぎ
失敗事例を確認していると、「あれ?」と思う認識の失敗はこの2つが多いようです。
フロント(前髪)、サイド(横)、トップ(てっぺん)の髪が、「思っている以上にペッちゃんこになっちゃった・・・」というもの。
もう一つが、「強くかかりすぎて仕上がりがツンツン・・・」というものです。
これは、カウンセリングや説明不足からおきる、お客様と担当者の認識の違いから起きる失敗事例。
このような事態を防ぐ為にもカウンセリングはとても重要です。
できる事とできない事をの解説を徹底
ディアーズでは、”できる事”と”できない事”をしっかりと見極めて解説しています。
「何でもできる」と考えていません。
素材の状態を見て、”できる事”と”できない事”をしっかり見極めて解説。
そしてご提供いたします。
解説したうえで、「それでもトライしたい」というご要望があれば、”リスク”を説明したうえで施術をスタートします。
一番は納得して喜んでいただく事。
安心して任せて頂く事。
ディアーズがルールにしていることです。