髪って薄くなりますか?
髪のクセは気になるけど、頭皮や薄毛への影響を心配される方もいらっしゃいます。
第三者から見て、全く心配ない現状でも、「将来的に私の髪はどうなのか?」というこれからの不安は誰でもあります。
- 縮毛矯正をやってから頭皮が見えるようになった・・・
- 抜け毛が気になるようになった・・・
- 禿げ(ハゲ)てしまうのではないだろうか・・・?
- ストレートで「はげた」って聞いたんですが・・・
このような、不安からくるご質問を頂く事もございます。
この記事では、ストレート系メニューが及ぼす”薄毛への影響”について解説いたします。
結論・負担をかけない施術方法をすれば影響は少ない
まずは結論からになりますが、「頭皮に負担をかけない施術方法だったら影響は少ない」です。
完全に、「影響ない」という事は言いきれず、アイロンで髪を引っ張る以上多少の頭皮への負担はあります。
ですが、それが原因で明らかに薄くなることはまずないでしょう。
頭皮へ負担をかけない施術方法とポイント
- 頭皮へ薬剤を付着させない
- 施術サイクルは45日以上あける
- アイロンで同じ部位を必要以上に引っ張らない
以上が頭皮へ負担をかけないポイントです。
薬剤は髪にも頭皮にも必ず刺激があるものです。
塗っている時に人体が何も感じなくても、細胞は影響を受けています。
それが、施術サイクルが45日以下ですと、根本のとても細かい作業になるので、頭皮に薬剤が付きやすくなります。
施術のサイクルはどんなに早くても45日以上は空けてあげると、頭皮に付着するリスクが減るので安心です。
また、アイロンで同じ部位を必要以上に引っ張らない様にするのも大切な事です。
元々薄い部分がある場合、その部位を同じように引っ張り施術してしまうと、アイロンで引っ張ることにより今ある髪の毛を抜いてしまう原因になります。
必要以上に強い力で何度もアイロンで引っ張らない様に、ディアーズでは徹底しています。
こんなやり方をしていたら頭皮には悪影響
- 頭皮に薬剤を付ける
- 超頻繁にストレートを繰り返す
- 髪を引っ張り抜ける行為
上記の、”頭皮へ負担をかけない施術方法とポイント”の反対になりますが、頭皮へ悪影響な施術方法を確認しておくと注意ができます。
頭皮に薬剤が付くのは良くありません。
それが頻繁に繰り返される事で、髪と頭皮は傷んでいきます。
最初の数回でしたら心配する事もありません。
しかし、超頻繁(45日以内)に繰り返し、それを何年も継続してしまうと大なり小なり頭皮への影響は出てくるでしょう。
ストレート系の薬剤を頭皮につける事に抵抗を持つことが大切です。
また、それに伴い、髪を引っ張り続ける事も避ける方がよいでしょう。
薄毛の原因は、ストレート系の施術じゃない場合が多いです。
薄毛の原因はストレート(縮毛矯正)のせいじゃない場合が多い
「ストレート(縮毛矯)で髪は薄くなっているんじゃないか?」と感じていても、お話を聞いていると”ストレート”のせいじゃない場合が多いです。
原因は下記の2つが考えられます。
- 瀰漫性脱毛症
- 牽引性脱毛症
瀰漫性脱毛症
瀰漫(びまん)性脱毛症と言います。
女性型脱毛症と言われたりもします。
原因は、歳を重ねて髪の細胞分裂が弱くなること。
老化から起きるホルモンの低下が原因です。
ストレートの施術影響とは関連性も無く、細胞の弱体化で起きる脱毛現象です。
牽引性脱毛症
髪をひっぱっり続け、牽引(けんいん)することで起きる脱毛症状です。
同じところで髪を分け続ける事で分け目が広がったり、髪を強く結び続ける事で生え際から起きる脱毛症。
毎日の積み重ねで髪弱くなり抜けてしまいます。
- ストレートアイロンを毎日使用してスタイリングしている人
- 毎日、根本から髪をきつく縛り固定している人
- 同じ所で髪を分け続けている人
上記のようなスタイリングやお手入れをしている人は注意してください。
引っ張り続ける事から起きる牽引性脱毛症の影響が考えられます。
14年で薄毛が進行したお客様はいらっしゃらない
薄毛のメカニズムですが、医学的にまだまだ証明できていない事が多いです。
特に美容室での施術影響との関連性もまだまだ未知な部分が多いです。
ですが、このように説明として記事を書かせて頂く根拠は、ディアーズを立ち上げた私(経営者)がお客様の髪にストレートを施術していて、それが原因で薄くなった人がいないからです。
これを書いている時点で、14年になりますが、それだけお客様と向き合った見続けていました。
「頭皮へ負担をかけない施術方法とポイント」を解説し、お客様に安心して髪をお任せいただいています。