サロントリートメントの効果が、回数を重ねることで弱くなることってあるのでしょうか？

最初は良いと思っていたサロンのエステメニューが、通ううちに効果を感じられなくなってきたというご相談。

初めてディアーズにお越し頂くお客様の多くがキレイな髪を作りたくてご来店くださいます。

そのため、こういったあまり事例がないようなご相談も、過去のご経験としてご質問頂きます。

今回は、同じメニューでもケア効果が弱くなったという事例に対して解説します。

素材の状態とお手入れの仕方で変わる

素材の状態とお手入れ方法の違いで、トリートメント効果は左右されます。

適切なケアを続け、髪の枝毛や切れ毛がなくなり、状態が整ってくると向上が感じられなくなるケースもございます。

上記のお写真のお客様は、ご来店当初は枝毛切れ毛が多く、「キレイな髪になったことがない」という状態でした。

しかし、ディアーズに髪を預けて頂く事で、ここまで美しい艶のある仕上がりに。

素材がよくなり状態が整ってくると、トリートメントでの向上が感じられなくなってきます。
しかし、確実にキレイな髪がつくりあげられてきます。

もう一つ可能性として考えられるのが、初回の時とお家でのお手入れ方法に違いがでてくるケースです。

トリートメントの効果は、ホームケアによっても大きく左右されます。
髪質やトリートメントのタイプにあったシャンプーなどを使用すると効果が実感しやすい傾向になります。

本気で美しい髪つくりに取り組む場合は、美容室のメニューとお家でのシャンプー（ホームケア）を意識するのが大切です。

自分にあったシャンプーがまだ見つかっていない人は、一度美容師さんがオススメするものをそのままチョイスして試してみるのもいいかもしれませんね。

トリートメントではないケースが一番怖い

一番怖いのが、トリートメントだと思っていたメニューが実はストレート系の薬剤である場合。

美容室のメニューはサロン側が自由に決める事ができます。
そのため、女性受けする様な様々な魅力ある名前を付ける事が多いです。

一見聞くと「トリートメントなんだ」と思いがちなメニューでも、実は還元剤（ストレート剤）だったりするケースもあります。

当然、髪に負担をかける薬剤なので、トリートメントだと思って繰り返しすとあっという間に髪はボロボロに。
しかも、美容師側がわかっていなかったり止めてくれないケースもあるようです。

髪に対してアドバイスをしてくれて、時にはメニューを止めてくれる美容師さん

傷んだ髪をケアするのではなく、髪を傷ませない方にシフトしよう

髪の毛を痛めている以上、トリートメントを繰り返していてもキレイに伸びてくることはありません。

回数を重ねて効果を実感しようとするよりも、髪を傷ませない方向にシフトしましょう。

傷んだケアをトリートメントでどうこうするのではなく、傷ませないようにする。

この視点で美容室を選んだり髪のお手入れをすると、半年～1年で髪は見違えるほどキレイになります。

大切なのは、傷んだ髪を優れたトリートメントでコーティングするのではなく、髪を傷めない様にして美しい髪を伸ばし入れ替えていく事です。