一周年を迎える事が出来ました!”出会いは成長”の1年間をダイジェスト!
2016年5月1日で、無事に一周年を迎える事が出来ました。
ありがとうございます。
今回は、僕のフェイスブックを見ながら1周年を振り返ってみたいと思います。
お陰様で、沢山の方に助けてもらって、応援してもらって、想像していたよりもはるかにワクワクしながら毎日を過ごすことができています。
美容室経営を楽しめているのは、やっぱり応援してくれる人や気にかけてくれる人、”出会う人”の存在は本当に大きい。
うん。
人と繋がる度に、応援してくれたりステージを引き上げてくれる連続。
僕はその流れに素直に乗っかっていっただけだと思います。
もちろん努力もしたし、方向性を定めて明確な目標を作ってきましたが、やっぱり”出会い”です。
出会いも別れも最高のタイミングでくる。
ネットを使って知り合う方が圧倒的に多いので、まだ実際に会っていない方もいます。
が、
ネット回線でつながっているだけでも、一人一人のパワーはすさまじい。
いつもいつも刺激を貰い背中を押してもらっています。
サイト運営(アフィリエイト)の勉強の時も・・・
法人化しようかしないか検討している時も・・・
美容室をやろうかやらないか迷っている時も・・・
スタッフを増やして拡大していくかどうか考えている時も・・・
2店舗目を出そうかどうかオロオロしている時も・・・
全ての決断の時に、いつも人が背中を押してくれました。
僕一人で考えて決めたことなんて一つもないんじゃないですかね?(汗)
人と出会い、その出会いを成長につなげられるようにする為の道を選択。
後は、決めた目標に向かって全力で走る。
転んでもいいからとにかく走り切る。
時間がかかってもいいからとにかく進む。
この積み重ねだと思います。
「出会い、決めて、走る」。
だから、出会いは成長なんです。
人の成長の仕方は、誰と出会ったか?で分岐して、その時の決断で方向性が決まってくると実感しています。
毎日毎日人との出会い。
もしかしたら今日出会った目の前の人が、自分自身の成長分岐となる出会いかもしれません。
僕自身も誰かと出会っている時、出会った人の成長分岐点になれているかもしれません。
そうだったら嬉しい。
そうなっていける人間になりたい。
それだけ沢山のことを人からもらっているから。
美容室を出そうと思えたのも”人”でした。
POOLMAGAZINEに執筆させてもらう事になり、美容経営の考え方を書けば書くほど「僕が寄稿している内容は、机上の空論でしかないな・・・」という自分の執筆内容に疑問を持ったのがきっかけ。
書けば書くほどソワソワする。
プールマガジンをかきながら、「口では何とでも言えるわ!!!!!」「お前は言ってる(書いてる)だけやないか!!」と自分自身にツッコミを入れながら更新公開のエンターキーを押していたのを覚えています(笑)
そこから、「よし、せっかくマーケティングも勉強したんだし実演してみよう!」と決まったのはごく自然の流れ。
その時に相談した友人や仲間、親愛なる師匠(笑)にも、「お前ならできる!やらないともったいない!」と声をかけてくれたのも行動に加速が付きました。
この時、「いや・・・リスクもあるからやめた方がいい!」と言われていたら、多分進めなかったかもしれません。
やっていても半年~1年くらいスタートが遅かったかも。
さっそく次の日から物件探し。
なんたって目標がきまったわけですからね(笑)
人間目標がきまったら行動は早い早い。
ガンガンいきますよもう。
なんせ「店を出す」って決まったわけですから。
1週間色々探しました。
家の周り、ちょっと離れたところ。
せっかく自分で決めるんだから、「家から近くて通うのが嫌にならない所にしよう」「両親が歳を重ねても着やすい所にしよう」なんて視点で決めました。
「どこに出しても成長スピードに殆ど影響ないな・・・」と。
場所が決まったらすぐにデザイナーさんに連絡。
「最速で来てください!」と来てもらったのが、10日後でした。
そこからはあっという間・・・
- 資金の計算と調達
- ビジネスモデルの思考と確立
- 成長曲線の予想とそれに伴った段階的成長戦略
- 集客用のホームページ作成
- サロンを運営するに当たり必要なありとあらゆる道具
0からでしたから・・・
もうむちゃむちゃ大変でした。
サロンのオープンは前勤めていたところで過去に何度か関わってきましたが、それを一人で準備するわけですよ。
いざ営業開始して、パーマをやるのに「輪ゴムがない!!!」「ペーパーがない!」なんて事になったらゾっとします。
大きなものから小さなものまで一つ一つを準備しながらお店の完成を待ちました。
1年前のいまっくらいに、サロンが完成。
ハサミを置いてから2年くらいブランクがあったので、付いてきてくれるお客様は0。
完全に顧客をもっていないゼロからのスタートでした(汗)
長野市に、技術者としての自分を知ってくれる人は全くいない・・・。
不安とワクワクが8対2くらいでしたね。
「完成しちゃったものはしょうがない」と半ば誰かのせいにしながらスタート(笑)
とりあえず「完成したら最初のお客様は両親だ!」と思っていたので、さっそく招待。
喜んでくれたのを覚えています。
あと、「大丈夫?」「うまくいくの?」と僕の不安を煽るかのような質問をなげかけてくれました(笑)
- 今まで学んできた知識
- 当たって砕けろの行動
- 不安になる度に応援してくれる仲間
一つ一つがパズルのピースのようにきまり、5月の中旬くらいから予約が入るようになり、1店舗目が起動にのりました。
オープンして3ヵ月程で、1ヵ月先の予約が全て埋まるように。
今でも覚えているんですが、2015年8月は、美容人生で一番ご予約をお断りした月日でした。
「これではまずい・・・」と思って、すぐに求人ページの作成。
求人も集客と変わりません。
必要なのは魅力ある環境や、経営者の考え。
そこにマーケティング(知ってもらうスキル)です。
ハローワークや求人媒体などを使う事なく、ブログで全て完結。
何人か問い合わせをくれ、面接に来てくれました。
「こんな人に働いてもらいたい!」というのがあったんですが、その時のイメージしていた人物とドンピシャあったのが一人目のスタッフであるクワバラでした。
彼女が来てくれて店内が一気に明るくなりました。
一番最初に入社してくれたのが、彼女で本当に良かった。
とても感謝しています。
クワバラのご予約もあれよあれよと埋まり、今ではキャンセルがあった時くらいしか空いていません。
ディアーズ作って一人目のスタッフ(弟子)なので、嬉しいのもありますし、誇らしいのもあります。
彼女の美容人生に良い影響を与えられていられているんじゃないかな?と安堵を感じる事もあります。
たくましく育ってくれて、今では彼女に怒られる事も。
「北原さんのデスク周りが汚い」と・・・
北原:「すんません」
という感じです・・・
ちょっとたくましくなりすぎ(汗)
※女性は強くしっかりしている人が本当多い。
10月にはセミナー講師も。
この時は、サロン運営、スタッフへの指導、教育マニュアルの作成、ホームページへのコンテンツ追加、などなど本当にいろんな事が重なりました・・・
独立して美容室を作る前は自分のペースでやっていましたが、人を雇用した以上そんなこと言ってられません。
スタッフの伸び白は、トップの器で決まると思っています。
トップの行動力、行動量、成長スピードをみて育っていくわけです。
「背中で語らなければ」と思っていたので、頂く可能性は全部挑戦していました。
将来講演家になりたい事もあって、こういったセミナーや喋りの場は全てお受けさせてもらっています。
年に1回~2回くらいお話を頂くんですよね^^ありがたい。
セミナーも終わって、次に動いたのは2店舗目の計画。
2店舗目をだした物件は、10月21日で目を付けていたところ。
1人目のスタッフが入った時点で、次の店舗の必要性を感じていました。
- お客様が知って下さるルート(ウェブ)ができている
- お客様が通ってくださるサービスがある(コンセプト)
- スタッフが働きたくなる空間や環境が用意できている
- 働く場所を探している美容師が見つけるルートができている(ウェブ)
これらすべてを満たしていると思ったからです。
もちろん僕だけではなく、スタッフも僕以上に魅力ある技術者として育ってくれた。
僕と同じように1ヵ月先までの予約が埋まりました。
週休2日で募集していたのにもかかわらず、「仕事を覚えるまでは休みは少なくしてもいいですか?」という超ガッツある姿勢。
そして次に入社してくれたのが、アサノです。
超が付くほどのムードメーカー。
サロンに笑いをつくってくれる存在です。
彼女にも感謝しかない。
いつも僕が言う事を受け止めてくれて、いつも笑顔で「いいですよ」と言ってくれる。
ご飯の時、笑いの中心に彼女はいてくれます。
一人でスタートしたサロンでしたが、スタッフと毎日笑いながら2015年が終わりました。
年末は27日で終わりにして5日スタートの8連休にしました。
- お休みが少ない体力的につらい環境は作りたくなかった
- お正月は家族や親戚、地元に帰ってくる友人との時間を大切にしてもらいたかった
このような理由からです。
僕は僕で経営者の仕事を。
- ホームページのリニューアルを進めたり・・・
- 次のスタッフの面接をしたり・・・
- 2店舗目の打ち合わせをデザイナーさんとしたり・・・
毎日なにかしらの計画を進めてましたね。
そして2016年がスタート。
フェイスブックを見ていて思い出しましたが、今までずっと手荒れで悩んでいたクワバラの手がキレイだったんです。
「ディアーズで働くようになってから、美容人生で一番手がキレイです」。
と言ってくれました。
これも嬉しいし、働く環境の強みだなと思いました。
以前、クワバラの手荒れは見ていて痛々しいレベルだったそうです。
カラー剤のチューブを絞ると傷口から血が出てきたり、絞った薬剤チューブに血がついてしまうレベル。
彼女が使う道具に、血が付く。
そんな状態でした。
”手荒れ 美容師”で画像検索してみてください。
本当に悩んでいる美容師さんむっちゃ多いんです。
そんな彼女が、
「手荒れがひどい時に美容師をやめなくてよかった・・・」と。
「諦めずにディアーズを見学しにきて出会えてよかった・・・」と。
話してくれました。
嬉しかった。
1月中旬には、2店舗目の図案も上がってきました。
「次は個室サロンを・・・」と計画していたのが、そのまま図面に。
この図面を見ただけでも鼻血が出そうなくらい興奮したのを覚えています。
そして2月にデザイン案が・・・
「天才か?!!!」と思わずデザイナーさんにツッコミを(笑)
「いやいやかっこよすぎるでしょ・・・」と。
2月には、3月入社の新メンバーとお食事会。
年末に面接にきてくれたサカイです。
2月に入社したかった彼女ですが、まだこちらの準備ができていなかったので1ヵ月アルバイトして待ってもらいました。
本当に働きたいと思ってもらったら、1ヵ月でも2ヵ月でも待ってでも選んできてもらいたい。
彼女は出勤に、家から1時間もかかります。
そして働けるのは1か月後。
それでも、「ディアーズはここにしかないから」と言って当社で働く事を決めてくれました。
サカイもすでに、なくてはならない存在に。
彼女からマイナスな発言などは聞いた事がないし、常に笑顔でニコニコ。
本当にいいスタッフばかりが集まってくれています。
「ご予約を断る前に次のスタッフを採用」と行動しているので、2ヵ月~3ヵ月に1人はスタッフが増えてきます。
2月の後半には、アサノがディアーズの規定値を超えてくれたのでお寿司でお祝い。
この時から、なにかとお祝いの時はお寿司をみんなで食べています(笑)
3月になると、セット面が満席になる事も。
全部で4席あるのですが、サカイが加わってくれたことでフルで活用することができました。
この時は、15坪のなかに4席あったので、狭くて狭くてお客様にはご迷惑をおかけしました。
もう、「早く次の店舗できてくれ!!!」と毎日葛藤。
「くつろげる空間ではないな・・・」と。
「申し訳ないな・・・」と。
3月には雇用環境をもう一度見直し、修正。
スタッフ全員が目の前のお客様をキレイにする事”だけ”に集中できるように環境を整えていきます。
- 社保
- 交通費支給
- 皆勤手当
- 雇用保険
- 労災完備
- ボーナス年間2回支給
- 帰宅6時〜7時(終わった人から帰宅制度)
- 週休2日(年間休日合計110日以上)
- 年間長期休暇2回
↑とは別にお正月休みは6〜8連休 - 土日祝日も休み選択OK
- 1日の休憩お昼時間 30分〜1時間
- スタッフ同士の施術無料
- ご両親&家族への施術無料(営業終了後)
- 月1回の技術チェック会の時の夕飯をサロンで用意
- サロン味噌汁飲み放題(笑)
このような感じです。
あとは、出産したスタッフ様に託児所を作ったり、結婚して転勤先ですぐにディアーズを立ち上げられるような環境をつくったりしていこうと思っています。
年内に実現したいのが、昼食をお店で用意する仕組み。
もちろん会社からの提供。なんとか実現したですね。
今、スタッフが営業中に飲むドリンク類は全部お店で用意しています。
「ご飯も用意してあげたいな」と。
そうそう、3月から2店舗目の工事着工でした。
もう毎日のように見に行きました(笑)
「まだできないかな?」
「ちゃんと図面通りかな?(笑)」
「個室の広さは体感するとどんな感じなのかな?」
と・・・
職人さんに、行き過ぎて笑われていました(汗)
もちろん仕事の邪魔にはならない様に・・・
そうそう3月に嬉しかったのは、新メンバーのサカイに専用ワゴンをプレゼントした時にはしゃいで喜んでくれました。
これは、全スタッフにプレゼントしているんですが、”自分専用の道具”って嬉しいじゃないですか^^
やっぱスタッフの笑顔は嬉しいっすね。
これが、「個室の部屋をプレゼントしたらどんなに喜んでくれるんだろう?」と、新店舗の完成を心待ちにしていました。
3月の終わりに、3店舗目の物件探しをスタート。
2店舗目もまだできていない状態ですが、”順調にいけば年内に必要になる”し、物件探しスタートから4ヵ月~6ヵ月くらい完成までかかります。
なので、決して速いペースでも見切り発射でもないです。
何店舗か目星をつけているので、次のやりたい事を3店舗目に全てぶちこみます。
3月の末にはメディアにも取り上げて頂きました。
挑戦することによって、その挑戦が将来会う誰かの背中を押せるんじゃないかな
挑戦がそのまま誰かの背中押しになりますからね。
少なくとも僕はそうです。
誰かの挑戦を見ているだけで、僕は背中を押されます。
そんな考えで動いているので、今動きまくっているのは、いつか誰かの背中を押すためのストーリーを自分で作っているつもりです。
そして4月12日。
完全個室サロンが完成しましたヽ(^。^)ノ
ほんっっっっっとうに、沢山の人に助けてもらってここまで来れました。
ありがとうございます。
スタッフも、「こんなところで働けるんですか?ヽ(^。^)ノ」と声に出して喜んでくれました。
スタッフの喜ぶ顔が見たくて、ちょくちょく覗きに行きました(笑)
「また来たんですか?(苦笑)」と言わんばかりのスタッフたち・・・
言わないですけどね。顔が笑ってますもん。
新店舗の準備は、スタッフも僕の両親も手伝ってくれました。
通常2店舗目の規模だと、4日~くらいお休みをとって用意するそうですが・・・
「うちのたくましいスタッフなら大丈夫でしょ!」と考えて2日だけ準備日を設定。
1.5日でおわりました(笑)
いや~・・・スタッフむっちゃ頑張ってくれましたね。
フェイスブックでもあげていますが、うちのスタッフはマジで頼もしい!
そして、前々から考えていた店舗見学ツアーもスタート。
常々、美容室経営に関してのご質問やお問い合わせを頂いていたので、ツアーとして相談会をはじめました。
ちなみに7月までのツアー予約は全て埋まっているので、7月下旬~8月のご案内になります。
そして先日、6月入社のスタッフの面接をしました。
面接だけではなく、技術チェックと考え方の確認もしています。
ディアーズが欲しいのは「即戦力」。
- すぐにでも実践できる「基礎技術力」。
- 個室でスタッフにお客様を完全に任せられる「信頼力」。
- 同じ方向に継続して進んでいける「継続力」。
この3つをうちでは”即戦力”と定義しています
通常技術は、「サロンに入ってから教えればいい」という考えで、思考や考え方や対応力の面接が多いです。
ただ、僕としては、基礎技術はできてあたりまえだと思っています。
特に美容師歴が5年以上あって基礎がないってことは、「環境と自分に甘えていた」と判断しています。
※もちろんご結婚や出産といった女性ならではのタイミングもあるのは理解しています。
ディアーズの環境や待遇はいいかもしれません。
ですが、甘い環境をただただ提供しているわけではありません。
しっかりと学んだ女性美容師が、プライベート(結婚・出産・家族)でなにがあっても、好きな美容師を続けていけるようにしてあげたい。
あくまでも、しっかりと基礎技術を学んで身に付いている美容師であることです。
それをチェックする為に、面接だけではなく技術試験も取り入れています。
成長ある出会いを重ねて2周年も走り抜けます。
来年の今頃はディアーズはどうなっているでしょうか・・・
今よりも成長できているのでしょうか?
そうなれるように、人と出会い、パワーをもらい、必ず成長に繋げていきたいと思います。
将来出会う誰かの背中が押せるように。
次なる目標も明確化できているので、スタッフ全員で成長して、またみんなでお寿司を食べたいと思います(笑)
また2周年目にワクワクがつまったダイジェストを更新できるように♪
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